ジェフリー・アーチャー

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イギリスの旗 イギリスの政治家
ジェフリー・アーチャー
Jeffrey Howard Archer
Jeffrey Archer @ Oslo bokfestival 2012 3.jpg
生年月日 1940年4月15日(74歳)
出生地 イギリスの旗 ロンドン
出身校 オックスフォード大学卒業
現職 小説家
所属政党 保守党→)
無所属
称号 男爵
公式サイト Official Web site for Jeffrey Archer

選挙区 (一代貴族議員)
任期 1992年 - (現職)

選挙区 ラウス選挙区
当選回数 3回
任期 1969年 - 1970年
1970年 - 1974年
1974年 - 1974年

任期 1967年 - 1970年
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ジェフリー・ハワード・アーチャーJeffrey Howard Archer1940年4月15日 - )は、イギリス政治家作家爵位男爵(Baron Archer of Weston-super-Mare)。貴族院議員

大ロンドン議会議員庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

ロンドンに生まれる。ウェリントン・スクールからオックスフォード大学へ進む。卒業後にアロー・エンタープライズを設立、ロンドンに住む。

政界入り[編集]

1967年より、大ロンドン議会議員を務めた。1969年12月シリル・オズボーンの死去にともなう庶民院議員補欠選挙にて、保守党から立候補し、当選する。以降、1970年6月総選挙1974年2月の総選挙と、ラウス選挙区で連続当選を果たす。しかし、1973年北海油田の幽霊会社に投資したことから財産を全て失い、1974年10月の総選挙を期に政界を退く。ラウス選挙区では、代わりにマイケル・ブラザトンが保守党から立候補し、当選している。

作家デビュー以降[編集]

1976年に発表した処女作“Not a Penny More, Not a Penny Less”(日本語版タイトル『百万ドルをとり返せ!』)が大ヒットし、借金を完済する。作家活動の一方、1985年には政界復帰し、党副幹事長などを務めるが、翌1986年にスキャンダルで辞任した。その後、一代貴族として男爵となる。

保守党のロンドン市長選候補に決まり、三たびの政界復帰を視野に活動していた1999年には偽証罪に問われ、2001年7月に裁判で実刑が確定した。服役後、2003年7月に保護観察となり、“A Prison Diary”(『獄中記』)を出版、その後社会復帰した。出獄後初の短編集であるCat O'nine Tales (『プリズン・ストーリーズ』)は、12作の短編小説のうち9つがアーチャーが獄中で聞いた話を小説にしたという形をとっている。

作風[編集]

一人または複数の主人公の生涯を描きだす長編小説(サーガ)、サスペンスやミステリー形式の作品、および短編集と3種類の形態で作品を発表している。これらの作品の中でジェフリー・アーチャーは、複数の登場人物の観点から、出来事を記載する手法をよく用いている。特に、同じ出来事を別人物の観点で描くことにより、登場人物の性格を浮き立たせたり(『チェルシー・テラスへの道』)、物語の奥行きを深める効果(『ケインとアベル』と『ロスノフスキ家の娘』)を持たせている。

著作[編集]

日本語版は永井淳訳 *『獄中記』シリーズは田口俊樹訳

  • Not a Penny More, Not a Penny Less(1976) - 『百万ドルをとり返せ!』(1977年)
  • Shall We Tell the President?(1977) - 『大統領に知らせますか?』(1978年)
  • Kane and Abel(1979) - 『ケインとアベル』(1981年)
  • A Quiver Full of Arrows(1980) - 『十二本の毒矢』(1987年)
  • The Prodigal Dangher(1982) - 『ロスノフスキ家の娘』(1983年)
  • First Among Equals(1984) - 『めざせダウニング街10番地』(1985年)
  • A Matter of Honour(1986) - 『ロシア皇帝の密約』(1986年)
  • Beyond Reasonable Doubt(1987) - 『無罪と無実の間』(1988年)
  • Shall We Tell the President? New edition (1987) - 新版『大統領に知らせますか?』(1987年)
  • A Twist in the Tale(1988) - 『十二の意外な結末』(1988年)
  • Exclusive/劇台本 (1989) - 『最後の特ダネ』(1993年)
  • As the Crow Flies(1991) - 『チェルシー・テラスへの道』(1991年)
  • 『ジェフリー・アーチャー日本を糺す』(1993年)
  • Honour Among Thieves(1993) - 『盗まれた独立宣言』(1993年)
  • Twelve Red Herrings(1994) - 『十二枚のだまし絵』(1994年)
  • The Fourth Estate(1996) - 『メディア買収の野望』(1996年)
  • The Eleventh Commandment(1998) - 『十一番目の戒律』(1999年)
  • To Cut A Long Story short(2000) - 『十四の嘘と真実』(2001年)
  • Sons of Fortune(2002) - 『運命の息子』(2003年)
  • A Prison Diary(2002-2004) - 『獄中記 地獄篇』(2003年)『獄中記 煉獄篇』(2004年)
  • False Impression (2006) - 『ゴッホは欺く』(2007年)
  • Cat O'nine Tales (2006) - 『プリズン・ストーリーズ』(2008年)
  • The Gospel According to Judas(2007)
  • Paths of Glory(2009) - 『遥かなる未踏峰』(2011年)

外部リンク[編集]