ジェネレーティブアート

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ジェネレーティブアート: Generative art)は、コンピュータソフトウェアアルゴリズム数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品を指す。

ジェネレーティブアートはシステム指向の芸術活動であり、その特徴は創作方法としてシステムを使用する点にある。ジェネレーティブアートと呼ばれるには、その創作活動が自己完結的で、ある程度の自律性を伴って行われなければならない。システムによる作品は、複雑系情報理論といった科学的理論を擬似していたり、それらに基づいていたりすることがある。ジェネレーティブアートのシステムは科学の各分野で見られるシステムとよく似ている。そのようなシステムは秩序と無秩序を体現し、同時に複雑性の度合いを様々に変化させ、予測困難な振る舞いを見せる。とは言うものの、原因と結果の関係は定義されている。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの "Musikalisches Würfelspiel"(音楽のさいころ遊び)1757 はランダム性に基づいたジェネレーティブなシステムの初期の例である。その構造は一方では秩序の要素に基づき、もう一方では無秩序の要素に基づいている。

アーティストまたはクリエイターは、ある基本原則や数式やテンプレートなどの素材を設定し、そこに無作為または半無作為のプロセスが作用するよう設定する。その結果は設定された限度内にある程度とどまるが、微妙かつ大胆な変化を発生する傾向もある。既存の芸術作品などを元にして芸術創作活動を行うという考え方はジェネレーティブアートの重要な要素の1つであり、そのプロセス指向の基本的性質を表している。ハンス・ハーケ(Hans Haacke)らは、芸術活動に物理的かつ生物的システムのプロセスを導入してきた。

ジェネレーティブアートではリアルタイム性を導入する場合もあり、フィードバックと生成プロセスを作品の現在状態に適用して時々刻々変化させたりする。このような作品は同じ状態を再び目にすることはない。デモシーンビデオジョッキー文化などではリアルタイム性のあるジェネレーティブなオーディオビジュアル作品の創作に様々なグラフィカルプログラミング環境(例えば、Max/MspPure Data)を利用する。

人工知能と自動化された「振る舞い」がジェネレーティブアートの新たな手段として導入されている。ケン・リナルド(Ken Rinaldo)の Autopoiesis では、15体の音楽的でロボット的な彫像が周囲との相互作用によって振る舞いを変化させていく。

ジェネレーティブアートは芸術運動やイデオロギーではない。単なる創作手法の1つであり、作品の意図や内容には関係しない。

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ジョン・ケージブライアン・イーノといった作曲家は、ジェネレーティブな手法とシステムで作品を作ったことがある。イーノは、SSEYO の Koan というジェネレーティブミュージックシステムの開発に関わり、このシステムをアルバム Generative Music 1 の製作に活用した。

各分野におけるジェネレーティブアートの例:

関連項目[編集]

外部リンク[編集]