ジェイソン・ワース

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ジェイソン・ワース
Jayson Werth
ワシントン・ナショナルズ #28
Washington Nationals right fielder Jayson Werth (28).jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 イリノイ州スプリングフィールド
生年月日 1979年5月20日(35歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1997年 ドラフト1巡目
初出場 2002年9月1日
年俸 $13,571,429(2012年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイソン・リチャード・ワース(Jayson Richard Werth, 1979年5月20日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州スプリングフィールド出身の野球選手(外野手)。現在はMLBワシントン・ナショナルズに所属している。右投げ右打ち。

祖父のダッキー・スコーフィールドは元メジャーリーガーで、主に遊撃手として19年間メジャーでプレー、ダッキーの息子で叔父のディック・スコーフィールドも主に遊撃手で14年間メジャーでプレーした。また、継父デニスも元メジャーリーガーで、主に一塁手として、4年間メジャーでプレーした。

経歴[編集]

1997年6月17日に、ボルチモア・オリオールズにドラフトで指名され、プロ入り。入団当時は捕手だった。2000年11月11日に、ジョン・ベイルとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍。2002年から、本格的に外野手へ転向する。同年9月1日に、同球団からメジャーデビューを果たす。

2004年3月29日ジェイソン・フレイザーとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍。同年シーズンは、89試合の出場で16本塁打・47打点を記録。

2005年は正左翼手として期待されるも、102試合で.234・7本塁打・43打点の成績に終わった。2006年は左手首の怪我でメジャーでのプレー機会はなかった。同年12月に、1年契約でフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。2007年から、2年ぶりにメジャーリーグへカムバックした。

2008年1月7日に、再びフィリーズと1年契約を結ぶ。開幕当初は4番目の外野手兼左打ちのジェフ・ジェンキンスとのプラトーン要員だったが、そのジェンキンスが打撃不振と故障に苦しんでいたため、右翼手のレギュラーポジションを完全に奪取した。終わってみれば、134試合で.273・24本塁打・67打点・20盗塁を記録、フィリーズのワールドシリーズ出場に貢献、さらにタンパベイ・レイズとのワールドシリーズでは全試合先発出場し、第4戦の8回裏にダン・ウィーラーから2ラン本塁打を放ち、世界一に貢献した。

2009年5月12日の対ロサンゼルス・ドジャース戦で1塁ベースから本塁まで1イニングに3盗塁した。これは大リーグで1980年5月11日ピート・ローズシンシナティ・レッズに対して1イニングに3盗した以来の記録だった[要出典]。同年7月、自身初のオールスター出場を果たした。シーズン通じては、自己最高の36本塁打を放ち、99打点を記録。また、ポストシーズンではアンディ・ペティットからの2本塁打を含み、15試合で7本のホームランを放った。

2010年オフ、FAとなったワースは12月5日ワシントン・ナショナルズと7年総額1億2600万ドルで契約合意。

2012年4月13日の金曜日、延長13回にサヨナラヒットを放った。これは1963年のウィリー・スタージェル以来だが、このときサヨナラのホームを踏んだのは、祖父のディック・スコフィールドであった。

2013年、129試合の出場で打率.318・25本塁打・82打点という好成績をマーク。2012年は規定打席に到達していないとは言え、2年連続での打率.300超え、OPSでは一時リーグトップに立つなど、自己最高の.931(リーグ3位)という数値を記録した。また、10盗塁に対して失敗は1度と、相変わらずの盗塁成功率の高さを見せた。

選手としての特徴[編集]

ポジションは主に右翼手だが、左翼手、中堅手も守ることができ、貴重なバイプレーヤーである。いずれのポジションも守備は堅い。一塁手としてもプレーした経験がある。2008年には20盗塁を決めたように足も速い。特に盗塁技術は非常に高く、通算100以上の盗塁を企画しているが、87%という高率を誇る(2013年シーズン終了時点)。選球眼は良いほうではなかったが、フィリーズ移籍後は出塁率が上昇し、改善されている。また、打席において特に辛抱強く球を待つことができる打者でもある。「打席ではより打ちやすい球がくるのをいつも待つようにしている。」[2]と、ワース自身が言っているように、通算Pit/PA(1打席で何球投げさせたかを見る指標)は4.50と、MLB平均の3.83を大きく上回っている。2009年は4.51とMLB全体で最高であった。

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2002 TOR 15 53 46 4 12 2 1 0 16 6 1 0 0 1 6 0 0 11 4 .261 .340 .348 .687
2003 26 51 48 7 10 4 0 2 20 10 1 0 0 0 3 0 0 22 0 .208 .255 .417 .672
2004 LAD 89 326 290 56 76 11 3 16 141 47 4 1 1 1 30 0 4 85 1 .262 .338 .486 .825
2005 102 395 337 46 79 22 2 7 126 43 11 2 1 3 48 2 6 114 10 .234 .338 .374 .711
2007 PHI 94 304 255 43 76 11 3 8 117 49 7 1 2 1 44 1 2 73 0 .298 .404 .459 .863
2008 134 482 418 73 114 16 3 24 208 67 20 1 0 3 57 1 4 119 2 .273 .363 .498 .861
2009 159 676 571 98 153 26 1 36 289 99 20 3 0 6 91 8 8 156 11 .268 .373 .506 .879
2010 156 652 554 106 164 46 2 27 295 85 13 3 0 9 82 6 7 147 11 .296 .388 .532 .921
2011 WSH 150 649 561 69 130 26 1 20 218 58 19 3 0 4 74 5 10 160 10 .232 .330 .389 .718
2012 81 344 300 42 90 21 3 5 132 31 8 2 0 1 42 2 1 57 3 .300 .387 .440 .827
2013 129 532 462 84 147 24 0 25 246 82 10 1 0 5 60 3 5 101 9 .318 .398 .532 .931
通算:11年 1135 4464 3842 628 1051 209 19 170 1808 577 114 17 4 34 537 28 47 1045 61 .274 .367 .471 .837
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注[編集]

外部リンク[編集]