ジェイソン・ニックス

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ジェイソン・ニックス
Jayson Nix
フィラデルフィア・フィリーズ (マイナー)
Jayson Nix on September 6, 2012.jpg
ヤンキース時代(2012年9月6日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ダラス
生年月日 1982年8月26日(32歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手三塁手
プロ入り 2001年 ドラフト1巡目(全体44位)でコロラド・ロッキーズから指名
初出場 2008年4月1日 セントルイス・カージナルス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2008年
オリンピック
男子 野球
2008 野球

ジェイソン・トゥルイット・エドワード・ニックスJayson Truitt Edward Nix, 1982年8月26日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBフィラデルフィア・フィリーズ傘下所属。

レインスプロ野球選手外野手)。レインスもフィジカル・アビリティの高さから、かつては期待されていた[1]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2001年、全米高校代表チームに選出されるなど、アマチュア時代から注目を集める。

ロッキーズ時代[編集]

2001年6月5日MLBドラフトコロラド・ロッキーズから2巡目(全体44位)指名を受け、6月14日に契約成立。この年からルーキー級パイオニアリーグキャスパー・ゴースツでプレーを始め、42試合で打率.294・出塁率.379の好成績を挙げる。

2002年は、A級アッシュビル・ツーリスツで14本塁打・14盗塁。

2003年は、A+バイセイリア・オークス級で21本塁打・24盗塁、更にはカリフォルニアリーグのベスト・ディフェンシブ・セカンドベースマンに選ばれるなど[2]、一段ずつ着実にステップアップして行く。

2007年は、AAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで124試合打率.292・11本塁打・58打点出塁率.342・OPS.793・24盗塁。シーズン終了後の11月、台湾台北市)で行われた第37回IBAFワールドカップでは打率.387(31打数12安打、内6本が長打)と活躍し、アメリカの金メダル獲得に貢献、大会MVPを受賞している[3]

2008年スプリングトレーニングで結果を出すと、チームがキャンプ最優秀選手に贈るアビー・グリアー賞を受賞[1]ヒューストン・アストロズに移籍した松井稼頭央の後釜として、開幕ロースター入りを果たす。4月1日開幕戦(対セントルイス・カージナルス)において八番打者・二塁手としてスタメン起用され、メジャー・デビュー(2打数無安打1打点2四球)。翌2日、ラス・スプリンガー投手からセンター前に初安打を放った。4月25日まで打率.111・出塁率.216・OPS.349と不振に陥りマイナー降格になったが、AAA級コロラドスプリングスでは64試合・打率.300・出塁率.369・OPS.962・9盗塁と盛り返し、7月23日、最終24人目のメンバーとして北京オリンピック野球アメリカ合衆国代表チームに選出[4]8月23日に行われた日本代表チームとの三位決定戦では、二番二塁手としてスタメン起用され(4打数1安打1四球2出塁1得点)[5]、アメリカの銅メダル獲得に貢献した。10月15日FAとなった。

ホワイトソックス時代[編集]

2008年10月30日シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[6]

2009年は94試合に出場し、12本塁打32打点10盗塁、打率.224だった。

2010年6月18日DFAとなった[7]

インディアンス時代[編集]

2010年6月24日ウェーバークリーブランド・インディアンスへ移籍[8]

ブルージェイズ時代[編集]

2011年3月29日に金銭トレードトロント・ブルージェイズに移籍[9]。ブルージェイズでは低打率に苦しみ、シーズン途中でAAA級ラスベガス・フィフティワンズに降格した。7月2日にDFAになり[10]、そのままシーズンを終えた。10月6日にFAとなった。

ヤンキース時代[編集]

2011年11月23日ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[11]

2012年5月3日にメジャーに昇格。同年は内外野守れるユーティリティプレイヤーやバント要員として重宝され、ヤンキースの地区優勝に貢献した。

2013年オフの12月2日にFAとなった。

ヤンキース退団後[編集]

2014年1月9日タンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[12]3月28日に金銭トレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[13]。開幕後は18試合に出場したが、5月12日40人枠を外れ、AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ降格した[14]5月13日にFAとなった。5月17日に再びレイズとマイナー契約を結んだ[15]。AAA級ダーラム・ブルズで54試合に出場し、打率.274・3本塁打・16打点・12盗塁だったが、8月1日に放出された。8月3日ピッツバーグ・パイレーツと契約した[16]8月25日にDFAとなった[17]8月28日にウェーバーでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。[18]オフの11月25日にマイナー行きを拒否し、FAとなった[19]

2015年2月17日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ[20]。5月16日にトレードでフィラデルフィア・フィリーズに移籍。

選手としての特徴[編集]

ベースボール・アメリカ誌の有望株リストでは、2004年版94位にランクされたこともある[21]。本来、打撃力に期待を寄せられていた選手ではあるが伸び悩み、マイナー暮らしが長く続いた。スピードが在り、小技も利くので、二番打者に要求されるツールを持ち合わせてはいる。守備力に優れ、特に読みの鋭さが高い評価を得ている。AAA級コロラドスプリングス時代に打撃コーチを務めていたカーニー・ランスフォードは、「わたしが見て来た中では最高の二塁守備だ」と太鼓判を押す[1][22][23]。2001年は全試合遊撃手として出場したが、2002年から二塁手にコンバート

マイナー7年間の通算成績は、打率.256・出塁率.326・OPS.725・102盗塁(成功率73パーセント)。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2008 COL 22 65 56 2 7 2 0 0 9 2 1 0 1 0 7 2 1 17 1 .125 .234 .161 .395
2009 CWS 94 290 255 36 57 11 0 12 104 32 10 2 1 2 28 1 4 64 5 .224 .308 .408 .716
2010 24 57 49 3 8 1 0 1 12 5 0 0 1 0 7 2 0 12 1 .163 .268 .245 .513
CLE 78 306 282 29 66 14 0 13 119 29 1 2 2 2 13 0 7 75 5 .234 .283 .422 .705
'10計 102 363 331 32 74 15 0 14 131 34 1 2 3 2 20 2 7 87 6 .224 .281 .396 .676
2011 TOR 46 151 136 15 23 5 1 4 42 16 4 1 0 1 12 1 2 42 2 .169 .245 .309 .554
2012 NYY 74 202 177 24 43 13 0 4 68 18 6 3 9 0 14 0 2 53 4 .243 .306 .384 .690
2013 87 303 267 32 63 9 1 3 83 24 13 1 4 3 24 1 5 80 4 .236 .308 .311 .619
通算:6年 425 1374 1222 141 267 55 2 37 437 126 35 9 18 8 105 7 21 343 22 .218 .290 .358 .647
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 1 (2008年)
  • 5 (2009年 - 2010年途中)
  • 12 (2010年途中 - 同年終了、2014年途中 - 同年終了)
  • 28 (2011年)
  • 17 (2012年 - 2013年)
  • 7 (2014年 - 同年途中)
  • 27 (2014年途中 - 同年途中)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 大富真一郎 「ナショナル・リーグの新人王候補」 『月刊メジャー・リーグ 2008年5月号』 ベースボール・マガジン社、76-77頁。
  2. ^ Highlights:2003” (英語). MiLB.com. 2008年4月6日閲覧。
  3. ^ 2007 Career Highlights:” (英語). MLB.com. 2008年4月6日閲覧。
  4. ^ 五輪米国代表24人目の男は…ジェイソン”. スポニチ Sponichi Annex ニュース (2008年7月25日). 2008年8月25日閲覧。
  5. ^ 2008 Summer Olympics - Bronze-Medal Game - August 23, 2008” (英語). nbcolympics.com. 2008年8月29日閲覧。
  6. ^ White Sox agree to terms on one-year contract with infielder Jayson Nix”. MLB.com White Sox Press Release (2008年10月30日). 2014年1月9日閲覧。
  7. ^ White Sox recall Dayan Viciedo from Class AAA Charlotte; designate Jayson Nix for assignment”. MLB.com White Sox Press Release (2010年6月18日). 2014年1月9日閲覧。
  8. ^ Indians claim Nix off outright waivers”. MLB.com Indians Press Release (2010年6月24日). 2014年1月9日閲覧。
  9. ^ Blue Jays acquire Jayson Nix”. MLB.com Blue Jays Press Release (2011年3月29日). 2014年1月9日閲覧。
  10. ^ http://www.mlbtraderumors.com/2011/07/blue-jays-designate-jayson-nix-for-assignment.html
  11. ^ http://www.nypost.com/p/blogs/yankeesblog/yankees_sign_nix_to_minor_league_bwvYyxalc6e5Kt9BaS9jaJ
  12. ^ Rays sign Jayson Nix to Minor League contract”. MLB.com Rays Press Release (2014年1月9日). 2014年1月9日閲覧。
  13. ^ Phillies acquire Jayson Nix”. MLB.com Phillies Press Release (2014年3月28日). 2014年3月28日閲覧。
  14. ^ Galvis breaks clavicle; Phils outright Nix to Triple-A”. MLB.com (2014年5月12日). 2014年5月13日閲覧。
  15. ^ Bill Chastain (2014年5月17日). “Hanigan available to catch in emergency situation”. MLB.com. 2014年5月18日閲覧。
  16. ^ Tom Singer (2014年8月3日). “Pirates add Nix as new utility man”. MLB.com. 2014年8月4日閲覧。
  17. ^ Pirates demote struggling rookie OF Polanco
  18. ^ Royals claim utility infielder Jayson Nix, activate Scott Downs from disabled list
  19. ^ Nix elects free agency instead of assignment to Minors
  20. ^ http://www.mlbtraderumors.com/2015/02/orioles-jayson-nix-agree-to-minor-league-deal.html
  21. ^ All-Time Top 100 Prospects” (英語). BaseballAmerica.com (2007年2月28日). 2008年4月6日閲覧。
  22. ^ Jayson Nix ― PECOTA” (英語). BaseballProspectus.com. 2008年4月6日閲覧。
  23. ^ 『ウェルカム・メジャーリーグ 2008』 白夜書房〈白夜ムック 315〉、207頁。ISBN 978-4861913983

関連項目[編集]

外部リンク[編集]