シロリンバ

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シロリンバ(ザイロリンバ、クシロリンバ、xylorimba)は、音域が幅広い鍵盤打楽器。アメリカではマリンバザイロフォン(marimba-xylophone)または、ザイロマリンバ(xylo-marimba)とも呼ばれる。

概要[編集]

当初は、シロフォンの音域を拡張するために作られた楽器である。シロフォンの音域は当初狭かったので、同じ鍵盤の狭さで、鍵盤を樹脂製にして売り出した商品である。

かつては樹脂製で音域が広いことからメシアンブーレーズフラークセナキスが使用し、1980年代に至ってもラッヘンマンがシロリンバを要求している。しかし、マリンバとシロフォンの音域が共に拡張されて音質が向上したことと、樹脂の劣化が速過ぎることから忘れ去られ、現在ではシロリンバのパートはマリンバを高音域に拡張して使っているか、4オクターブ・シロフォンで演奏していることが多い。現在でもフランスなど一部の国ではこの楽器の需要があるようであるが、シロリンバを製造の主軸にすえている会社は消えたといって差し付えない。

典型的な問題例はブーレーズの「ル・マルトー・サン・メートル」である。彼は4オクターブのシロフォンが無いためにシロリンバを選んだが、その後4オクターブのシロフォンが出来るとそれで録音や演奏をこなすようになった。ブーレーズは自作自演を6回残しているが、最後の2回は4オクターブシロフォンを選んでいる。ただし、シロフォンとシロリンバは音色が異なる。かつてはディーガンが、6オクターブマリンバシロフォンの特許を取って世界中に売りさばいていたが、大きすぎることや保存の難しさからあっという間に廃れてしまった。

奏法[編集]

音階が設定されている鍵盤をマレットで叩いて音を出す。見た目はさほどマリンバと変わらないため、間違われることがある。しかしマリンバとシロリンバには鍵盤の材質が違う、という違いがある。簡単に説明するとすれば、「マリンバシロフォンを組み合わせた楽器」。