シロガネヨシ

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シロガネヨシ
開花したシロガネヨシ
開花したシロガネヨシ
(2004年9月17日、東京都多摩市
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目
: イネ科 Poaceae
亜科 : Danthonioideae
: Danthonieae
: シロガネヨシ属 Cortaderia
: シロガネヨシ C. selloana
学名
Cortaderia selloana
(J.A. et J.H.Schult.) Asch. et Graebn.[1]
シノニム
  • Cortaderia argentea Stapf
英名
pampas grass
神代植物公園でのシロガネヨシ

シロガネヨシ学名: Cortaderia selloana)は、イネ科シロガネヨシ属多年生植物。英名からパンパスグラスとも呼ばれる。

形態・生態[編集]

高さ2-3m程度と大きく成長し、細長いが根元から密生して伸びる。葉は縁が鋭い。

8-10月にかけて、垂直に立ち上がったに長さ50-70cmの羽毛のような花穂をつける。雄株と雌株があり、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つ。色はややピンクがかった白銀色である[2]。種類によっては矮性のものや、穂の色が紫色のものもある。

分布[編集]

原産地はブラジルアルゼンチンチリなどの南米大陸草原パンパス)。各国で観賞用に栽培され[3]日本には明治時代に入ってきた[4]

人間との関わり[編集]

大きく成長し、花穂をつけた姿は見栄えがするので、公園花壇の植栽や道路分離帯緑化などに用いられる。また、花穂は活花やドライフラワーに使われる。

栽培には日当たりのよい場所を選ぶ。葉はススキと同様に皮膚を切りやすく、手入れや伐採時には手足を保護できる服装が望ましい[2]。育成には手間がかからないが、寒さにはやや弱く、葉が茶色になる。ただし、関東地方までなら全体が枯れることはまずなく、翌春に新しい葉が出てくる。主に株分けで増やす。これは、穂の形状に個体差が出やすいので、同じ株から増やしたほうが群生したときに揃うためでもある。

シロガネヨシ属[編集]

シロガネヨシ属(シロガネヨシぞく、学名: Cortaderia)は、イネ科の一つ。

  • Cortaderia araucana
  • Cortaderia atacamensis
  • Cortaderia bifida
  • Cortaderia boliviensis
  • Cortaderia columbiana
  • Cortaderia hapalotricha
  • Cortaderia hieronymi
  • Cortaderia jubata
  • Cortaderia modesta
  • Cortaderia nitida
  • Cortaderia peruviana
  • Cortaderia pilosa
  • Cortaderia planifolia
  • Cortaderia pungens
  • Cortaderia roraimensis
  • Cortaderia rudiuscula
  • シロガネヨシ Cortaderia selloana
  • Cortaderia vaginata

脚注[編集]

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  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cortaderia selloana (J.A. et J.H.Schult.) Asch. et Graebn.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年11月15日閲覧。
  2. ^ a b Wade, Gary L. (2012年12月1日). “Pampas Grass” (英語). CAES Publications. UGA. 2013年2月21日閲覧。
  3. ^ 日本帰化植物写真図鑑』 437頁。
  4. ^ 秋の花』 302頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]