シルボ
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シルボまたはシルボ・ゴメーロ(スペイン語:el silbo gomero)とはスペイン領カナリア諸島で話される口笛言語である。手話等と違い、口笛の音をスペイン語の音に対応させているため、全く意味のない音でもそのまま伝えることが可能。口笛だけで日常会話程度のコミュニケーションがとれる。
カナリア諸島に住む先住民のグアンチェ人は遊牧民であり、彼らが谷を挟んで数キロメートル離れた場所にいる仲間とコミュニケーションを取るためにこの口笛言語を用いる。これは人間の声が数百メートルしか届かないのに対し、口笛は数キロメートル届くことを利用したものである。
シルボを話せる従業員がいるレストランなどでは、客へのパフォーマンスとして会話をしてみせる。数人の客の荷物をごちゃ混ぜにした後、その場に居合わせていなかった従業員を呼び出してシルボで指示を出して荷物を元の客に戻す。
近年はこのシルボを受け継いでいる人が少なくなっており、小学校で授業として教えるなどして後世に伝えようとしている。