ショーン・ケイシー

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ショーン・ケイシー
Sean Casey
Sean-casey-red-sox.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニュージャージー州ウィリンボロ・タウンシップ
生年月日 1974年7月2日(40歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 1995年 ドラフト2巡目でクリーブランド・インディアンスから指名
初出場 1997年9月12日
最終出場 2008年9月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ショーン・ケイシーSean Thomas Casey , 1974年7月2日 - )はMLBの元選手。ポジションは一塁手アメリカ合衆国ニュージャージー州ウィリンボロ・タウンシップ出身。右投左打。積極的に慈善活動を行うことで知られ、"the Mayor"(市長)の愛称がある。オールスターゲームに3回出場している(1999年2001年2004年)。1999年にはファイティングスピリッツが旺盛な選手に贈られるハッチ賞を受賞。2009年1月に現役引退を表明。

経歴[編集]

少年時代にあこがれていた選手はケイシーと同じ守備位置であるウィル・クラーク一塁手だった[1]リッチモンド大学へ進学し、1995年にコロニアル・アスレチック・カンファレンスの最優秀選手に選出された[2]。同年6月に行われたドラフトでは2巡目でクリーブランド・インディアンスから指名され入団。1997年9月12日にメジャーデビュー。

1998年3月30日デーブ・バーバとのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍[3]。4月2日に打撃練習中に送球が顔に当たり、右目周囲を骨折し20針を縫い、故障者リスト入りとなった[4]。その後復帰を果たし、96試合に出場。

1999年は4月から6月の月間打率が3割7分を上回り、ラリー・ウォーカーらと首位打者争いを演じ、1941年テッド・ウィリアムズ以来の4割打者に挑戦する1人として挙げられた[1]オールスターに選出されたが、7月から9月の月間打率は3割を下回った。最終的に打率.332(リーグ4位)・25本塁打・99打点を記録し、ハッチ賞を受賞。

2004年、レッズ時代のケイシー

2002年2003年は打率3割を下回ってしまったが、2004年は前半戦で打率.352の活躍で3年ぶりにオールスターに選出され、最終的に打率は.324で本塁打や打点は1999年以来の数字を記録し、自己最多の44二塁打を記録。シーズン終了後の10月29日に球団は3年契約がまだ1年残っていたにもかかわらず、2006年の850万ドルのオプション行使した[5]

2005年は、前年の24本塁打から9本塁打と2年連続2桁本塁打をストップさせてしまうなど、長打は軒並み減ってしまったものの、ナ・リーグ5位となる打率.312をマーク。守備に就いた134試合(先発出場は132試合)で、失策を昨シーズンの1/4となる2つに抑えるなど、持ち前の安定感を発揮。順調なシーズンを送っていたが、同年9月16日の一塁守備の際、打者走者のヒジが顔に当たって失神[6]。同シーズンを終えることとなった。同年12月8日に、金銭およびデーブ・ウィリアムズとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍[3]

2006年シーズン途中の7月31日にタイガースへブライアン・ロジャースとのトレードで移籍[3]。初のア・リーグ在籍となるタイガース移籍後は低調で、デビュー戦の5月31日以来の本塁打を含む5本塁打を放ったものの、打率.245と不振に陥ってしまった。その一方で、守備面では51試合(先発出場は47試合)で2失策と持ち前の安定感を見せた。また、8月24日シカゴ・ホワイトソックス戦では、レフト前ヒットを放ったものの、本人がサードライナーと思い込み、一旦走るのを止めてしまったため(ニコニコ動画)、レフトゴロを記録した。

2007年は、開幕から正一塁手として打率.296をマークし、一塁守備に就いた131試合(先発出場は105試合)で2失策と堅実さを見せた。また、3年ぶりの盗塁も成功させた。 同年オフにFAとなり、2008年2月5日ボストン・レッドソックスと1年契約。左の代打要員として69試合に出場し、打率.322を記録した。

2009年1月25日に現役引退を表明。引退後はMLBネットワークに勤めることが決定している[7]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1997 CLE 6 12 10 1 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 1 0 1 2 0 .200 .333 .200 .533
1998 CIN 96 351 302 44 82 21 1 7 126 52 1 1 0 3 43 3 3 45 11 .272 .365 .417 .782
1999 151 669 594 103 197 42 3 25 320 99 0 2 0 5 61 13 9 88 15 .332 .399 .539 .938
2000 133 545 480 69 151 33 2 20 248 85 1 0 0 6 52 4 7 80 16 .315 .385 .517 .902
2001 145 588 533 69 165 40 0 13 244 89 3 1 0 3 43 8 9 63 16 .310 .369 .458 .827
2002 120 476 425 56 111 25 0 6 154 42 2 1 0 3 43 6 5 47 11 .261 .334 .362 .696
2003 147 629 573 71 167 19 3 14 234 80 4 0 0 3 51 4 2 58 19 .291 .350 .408 .758
2004 146 633 571 101 185 44 2 24 305 99 2 0 0 6 46 5 10 36 16 .324 .381 .534 .915
2005 137 587 529 75 165 32 0 9 224 58 2 0 0 5 48 3 5 48 27 .312 .371 .423 .794
2006 PIT 59 244 213 30 63 15 0 3 87 29 0 0 0 2 23 5 6 22 7 .296 .377 .408 .785
DET 53 196 184 17 45 7 0 5 67 30 0 1 0 1 10 4 1 21 3 .245 .286 .364 .650
'06計 112 440 397 47 108 22 0 8 154 59 0 1 0 3 33 9 7 43 10 .272 .336 .388 .724
2007 143 496 453 40 134 30 1 4 178 54 2 2 0 2 39 11 2 42 9 .296 .353 .393 .746
2008 BOS 69 218 199 14 64 14 0 0 78 17 1 0 0 0 17 3 2 25 6 .322 .381 .392 .773
通算:12年 1405 5644 5066 690 1531 322 12 130 2267 735 18 8 0 39 477 69 62 577 156 .302 .367 .447 .814
  • 2008年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注[編集]

  1. ^ a b 水次祥子 「ショーン・ケーシー [レッズ] シンシナティ発スペシャルインタビュー」『月刊メジャー・リーグ』1999年9月号、ベースボールマガジン社、1999年、雑誌 08625-9、36 - 39項。
  2. ^ Sean Casey Awards” (英語). The Baseball Cube. 2009年2月21日閲覧。
  3. ^ a b c Sean Casey Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2009年2月21日閲覧。
  4. ^ Sean Casey from the Chronology” (英語). BaseballLibrary.com. 2009年2月21日閲覧。
  5. ^ Associated Press (2004年10月29日). “Larkin, Casto, Wilson file for free agency” (英語). ESPN.com. 2009年2月21日閲覧。
  6. ^ Casey injured, but Reds dominate Pirates” (英語). ESPN.com. 2009年2月21日閲覧。
  7. ^ Associated Press (2009年1月25日). “Report: Casey to retire after 12 seasons” (英語). ESPN.com. 2009年2月21日閲覧。

外部リンク[編集]