シュニッツァー・モータースポーツ

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シュニッツァー・BMW 3.5 CSL(1973年)

シュニッツァー・モータースポーツ (Schnitzer Motorsport) は、ドイツミュンヘンを本拠とする1967年設立のモータースポーツチームである。BMWの販売代理店も手がけている。ドイツ語では「シュニッツァー・モトーアシュポルト」に近い発音になる。 グループ5時代ドイツのトヨタディーラーから依頼を受けセリカ用のDOHC16バルブヘッドを製作した。

近年は世界ツーリングカー選手権 (WTCC) に「BMWチーム・ドイツ」(BMW Team Germany) として参戦している。

歴史[編集]

ヨーゼフ・シュニッツァーと弟のヘルベルト・シュニッツァーによって1967年に設立された。

兄弟の継父(母親の再婚相手)であるカール・ラムは自動車修理と販売を生業としており、兄弟はともに20代となっていたが1962年にレースを始め、1966年にはヨーゼフがBMW・2000によるワンメイクの選手権でチャンピオンとなるほどであった。1968年には自身のレースチーム運営に集中するため、2人ともドライバーとしての活動は止める。

1970年代になると、義弟であるカール・ラム(通称“チャーリー”)とディーター・ラムもチームに加わり、以後はチャーリーがチームマネージャーとしてレース現場を取り仕切るようになる。1978年に社長のヨーゼフが事故により死去したため、ヘルベルトがその座を引き継いだ。

BMW以外の自動車メーカーの車両も手がけてはいるが、設立当初よりBMW本社、BMW Mブランドの車体をベースに各種のツーリングカー選手権で活躍しており、多くの場合、BMWのワークス・チームとして参戦し、ツーリングカーレース、耐久レースの分野におけるBMWの成功に大きな貢献をしている。

主な勝利レース/獲得タイトル[編集]

ACシュニッツァーとの関係[編集]

シュニッツァー・モータースポーツは、1987年、ドイツ最大のBMWディーラーであるコール・オートモービルグループと、BMW車に特化したチューニングパーツ及びコンプリートカー製造・販売会社、ACシュニッツァーを設立した。技術提携や資金協力等、両者の関係は深いが、ACシュニッツァーはコール・グループの傘下にあり、シュニッツァー・モータースポーツとの間に直接の資本関係は存在しない。両者の関係を大まかにいうと、レース部門がシュニッツァー・モータースポーツ(コール・オートモービルグループが資金協力)、チューニングパーツ・コンプリートカーの販売部門がACシュニッツァー(コール・オートモービルグループが取り仕切る)、といった関係となる。

シュニッツァー・モータースポーツはドイツ南部のミュンヘンに存在するが、ACシュニッツァーはドイツ西部のアーヘンに存在する。社名の「AC」もアーヘンのナンバープレートの地域コードに基づくものである。

外部リンク[編集]