シャーガス病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
トリパノソーマ症 > シャーガス病

シャーガス病(シャーガスびょう、: Chagas' disease)は、原虫 Trypanosoma cruzi の感染を原因とする人獣共通感染症アメリカトリパノソーマ病とも呼ばれる。

目次

[編集] 病原体

ギムザ染色によって赤く染まったTrypanosoma cruzi

Trypanosoma cruziユーグレノゾアキネトプラスト類に属する鞭毛虫で、哺乳類に広く感染する。

[編集] 疫学

米国南部、中南米において発生する。哺乳類吸血性であるオオサシガメ亜科のサシガメベクターとする。 日本への中南米からの出稼ぎ者の中に、シャーガス病陽性患者が見つかっている。献血で感染することもあり、陽性の人は絶対に献血しないよう厚生労働省では呼びかけている。

[編集] 症状

[編集] 診断

原虫検出。

[編集] 治療

ニフルチモックスベンズニダゾールのみが現在治療薬として用いられているが、感染直後しか効果がなく、副作用が大きいこと、そしてトリパノソーマに耐性種が出現していることが問題となっている。このため、慢性患者に対しては専ら対症療法を行う。

[編集] 予防

ベクターの駆除、ベクターによる刺咬防止。

[編集] 参考文献

  • 石井俊雄 『獣医寄生虫学・寄生虫病学1』 講談社サイエンティフィク 154頁 1998年 ISBN 4061537156

[編集] 関連項目


個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語