シャンプレーン級中型揚陸艦

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シャンプレーン級中型揚陸艦
BATRAL29.jpg
基本情報
運用者  フランス海軍
就役期間 1974年 - 就役中
前級 トリュー級 (BDC)
次級 アントルカストー級フランス語版
要目
排水量 基準 770 t / 満載 1,330 t
全長 80.0 m
垂線間長 68.0 m
全幅 13.0 m
吃水 3.0 m
機関 ・SACM-バルチラ UD33V12M4
 ディーゼルエンジン×2基
スクリュープロペラ×2軸
出力 3,600 bhp
速力 16ノット
航続距離 3,500海里 (13kt巡航時)
乗員 士官4名+曹士48名
兵装 20mm単装機銃×2基
12.7mm機銃×2基
・81mm迫撃砲×2門
レーダー ・DRBN-32 航法用
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シャンプレーン級中型揚陸艦(Le Bâtiment de Transport Léger Classe Champlain)は、フランス海軍の軽輸送艦(BATRAL: 中型揚陸艦に相当)の艦級[1]。計画名は艦種名と同じくBATRAL(Le timent de Transport Légerの頭字語)であった[2]

設計[編集]

主として、フランスの海外領土において業務輸送に充当することを目的として開発された。艦首を海岸に擱座(ビーチング)して兵員・車両を揚陸することを想定しており、艦首部には観音開きの門扉(バウ・ドア)と、その中にバウ・ランプ(耐荷重40トン)を有している。ゲパール(Guépard)と通称される歩兵中隊戦闘群1個(将校5名、下士官15名、歩兵118名)とその車両12両(装甲車6両+トラック6両)を輸送・揚陸することが求められており、ビーチング時の車両搭載量は計330トン(このほか飲料水208トン)、バウランプを介した直接乗降のほか、力量10トンのクレーンによって揚降することもできる。また、3番艦以降では居住区を180名に拡張するとともに、艦橋構造物を1層高くする一方、兵装は40mm単装機銃から20mm単装機銃に変更された[3]

上陸用舟艇として、艦橋構造物直前の上甲板上にLCVPおよびLCPを1隻ずつ搭載する。また艦橋構造物の後方、01甲板レベルにはヘリコプター甲板を設けており、アルエットIIIヘリコプター1機の運用に対応できる[3]

配備[編集]

フランス海軍のほか、チリコートジボワールモロッコガボンにも同型艦が輸出されている。

同型艦
艦番号 艦名 就役 退役 主な配備地域
L 9030 シャンプレーン
(Champlain)
1974年
10月5日
2004年
10月26日
フランス領アンティル
L 9031 フランシス・ガルニエ
(Francis Garnier)
1974年
6月
2011年
2月16日
L 9032 デュモン・デュルヴィル
(Dumont d'Urville)
1983年
2月5日
フランス領ポリネシア
L 9033 ジャック・カルティエ
(Jacques Cartier)
1983年
9月28日
ニューカレドニア
L 9034 ラ・グランディエール
(La Grandière)
1987年
1月21日
レユニオン

参考文献[編集]

  1. ^ Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 213. ISBN 978-1591149545. 
  2. ^ Robert Gardiner, ed (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. p. 126. ISBN 978-1557501325. 
  3. ^ a b Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. p. 164. ISBN 978-0870212505. 

関連項目[編集]