シャリフ・アブドゥル・サマト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャリフ・アブドゥル・サマト
名前
本名 ムハンマド・シャリフ・ビン・アブドゥル・サマト
ラテン文字 Shariff Abdul Samat
基本情報
国籍 シンガポールの旗 シンガポール
生年月日 (1984-01-05) 1984年1月5日
出身地 シンガポール
没年月日 (2020-02-10) 2020年2月10日(36歳没)
身長 181cm
選手情報
在籍チーム シンガポールの旗 ゲイラン・インターナショナルFC
ポジション DF(CB)
背番号 5
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003 シンガポールの旗 センバワン・レンジャーズFC 17 (0)
2005 シンガポールの旗 ホーム・ユナイテッド 1 (0)
2006 シンガポールの旗 ヤング・ライオンズ 11 (0)
2007-2009 シンガポールの旗 タンピネス・ローバースFC 70 (1)
2010 シンガポールの旗 ホーム・ユナイテッド 13 (0)
2011 シンガポールの旗 ホウガン・ユナイテッドFC 22 (0)
2012 シンガポールの旗 アドミラルティFC 8 (2)
2012 シンガポールの旗 タンピネス・ローバースFC 0 (0)
2013 シンガポールの旗 ウッドランド・ウェリントンFC 18 (1)
2014-2015 シンガポールの旗 タンピネス・ローバースFC
2015 シンガポールの旗 シンガポール・レクレーション・クラブ
2016- シンガポールの旗 ゲイラン・インターナショナルFC
代表歴2
2013  シンガポール 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2013年10月30日現在。
2. 2013年6月4日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

シャリフ・アブドゥル・サマトShariff Abdul Samat1984年1月5日 - 2020年2月10日[1])は、シンガポールのサッカー選手。元シンガポール代表[2]。ポジションはDF

父親のサマド・アラピチャイもシンガポール代表でセンターバックを務めたサッカー選手である[3]

クラブ歴[編集]

センバワン・レンジャーズFCで選手となったものの、気性の荒い彼はゲイラン・ユナイテッドFCピーター・ベネットを殴ったために8ヶ月の出場停止処分をシンガポールサッカー協会から下された。

その後、ホーム・ユナイテッドヤング・ライオンズに所属した。

2007年にタンピネス・ローバースFCに加入したものの、主に控えの扱いであった。しかしチームメイトのセアド・ムラトヴィッチが毎年行われる体力測定に落第したため、大部分の試合に出場するようになった。2010年にホーム・ユナイテッドに復帰。

2012年の前半はシンガポール・ナショナルフットボールリーグアドミラルティFCに所属したが、後半になるとタンピネス・ローバースFCに復帰した。しかし出場機会は無く、シーズン末に放出された。

2013年2月2日、ウッドランド・ウェリントンFCのメンバーとして初登場した[4]。3月5日のホーム・ユナイテッド戦で初出場した[5]。監督のサリム・モインはこの試合での彼について「福井理人のシュートを彼がクリアした事が試合の空気を変えて勝利に導いた」と述べた[6]

2020年2月10日、心臓発作により36歳の若さで急逝[7]

代表歴[編集]

北朝鮮代表サウジアラビア代表オーストラリア代表UAE代表戦で代表に招集されたものの、出場は無かった。その後ラドイコ・アヴラモヴィッチ監督の下でも出場は無かった。

但し、非公式試合では2007年にインドネシア代表戦に出場している。

2013年にはベルンド・シュタンゲ監督からウッドランド・ウェリントンFCでの活躍を認められ代表に招集された。6月4日のミャンマー代表との親善試合で途中からではあったものの初出場を達成した[8]

個人成績[編集]

クラブ[編集]

2016年4月21日現在
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
シンガポール リーグ戦 リーグ杯シンガポール杯 期間通算
2009 タンピネス Sリーグ 26 1
2010 ホームU 13 0 1 0 1 0 15 0
2011 ホウガンU 22 0 4 0 3 0 29 0
2012 アドミラルティ NFL 8 2 -
タンピネス Sリーグ 0 0 0 0 0 0 0 0
2013 ウッドランド 18 1 3 0 1 0 22 1
2014 タンピネス 2 0 1 0
2015
レク NFL 3 0 -
2016 ゲイランI Sリーグ 8 0
通算 シンガポール Sリーグ
シンガポール NFL 11 2 -
総通算

タイトル[編集]

個人[編集]

  • Sリーグ最優秀若手選手賞: 2007

参考文献[編集]

  1. ^ “Shariff Allapitchay. Gone” (英語). themonitor.sg. (2020年2月10日). https://themonitor.sg/2020/02/10/shariff-allapitchay-gone/ 2020年2月12日閲覧。 
  2. ^ Shariff set for S.League return”. Axross The Line. 2012年7月14日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Hougang captain gives his side of the story”. AsiaOne News (2011年5月27日). 2016年4月26日閲覧。
  4. ^ Woodlands Wellington Unveil Top Local Signing, Shariff Samat”. Woodlands Wellington Football Club. 2013年3月6日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ Profligate Protectors sink to home defeat”. Goal.com Singapore (2013年3月5日). 2016年4月26日閲覧。
  6. ^ Lee Lim Saeng: I think I can't sleep tonight”. Goal.com Singapore (2013年3月6日). 2016年4月26日閲覧。
  7. ^ Kimberly Kwek (2020年2月11日). “Ex-Singapore international footballer Shariff Samat dies of heart attack”. The News Paper. 2020年2月18日閲覧。
  8. ^ Stange starts Singapore reign with victory in Myanmar”. Goal.com Singapore. 2016年4月26日閲覧。

外部リンク[編集]