シャドウハーツII
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 開発元 | ノーチラス |
| 発売元 | アルゼ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM 2枚 |
| 発売日 | 2004年2月19日 |
| 価格 | 7,140円(税込) - 通常版、 3,129円(税込) - PlayStation 2 the Best版 |
| 対象年齢 | CERO:15歳以上 |
『シャドウハーツII 』(SHADOW HEARTS II)は、2004年2月にアルゼから発売されたPlayStation 2用RPG。『シャドウハーツ』の続編に当たる。北米、北欧では「Shadow Hearts: Covenant」としてMidway Gamesより発売された。
目次 |
概要 [編集]
前作『シャドウハーツ』の続編。前作のバッドエンディングの続きとなっている。
グラフィックはモーションキャプチャを使う事で大幅に向上し、ロード時間やエンカウント率といったゲームバランスも調整されている。また、ムービーシーンも大幅に増えており、グロテスクな部分を減らしつつコメディやパロディ要素が増えている。
廉価版である「ディレクターズカット」では、イベント・モンスター・BGMの追加ほか、新作『シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールド』の予告映像なども追加されている。
システム [編集]
- SP(サニティポイント)
- 正気度。戦闘開始時はキャラクターごとの最大値だが、行動する度や、「耐える」防御をしている状態で攻撃を受けると減少し、0以下になると暴走、操作不可能となる。アイテムで回復できる。戦闘終了時に暴走状態のキャラクターは経験値を取得できないが、暴走中のキャラクター固有の行動には役に立つものもある。一部の敵はSPの現在値を減らす「SPダウン」効果のある特技を使用するが、SPダウンを防ぐアクセサリーも存在する。
- アフィニティ
- キャラクター同士の相性を表す数値で最低は0、最高は100。数値の高低がストーリーに影響を及ぼすことは全くない。上昇すると、戦闘時、そのキャラクター間での「コンボ」によるダメージが上昇し、「コンボリング」の入力受付時間が延びる。同時に戦闘に参加することで僅かに、連携を行い、更にコンボ時の行動をショートカットボタンで指定すると大幅に上がる。減少することはない。初期値は0だが、ストーリー上特別な関係である一部のキャラクター間では最初から一定の数値が設定されている。
- 移動
- 移動はワールドマップ上に点在する町やダンジョンを選び内部に入るというマップ移動形式。
- グレイヴヤード
- 主人公であるウルの心の中に存在する世界。ヤドリギの呪いを受けてから、内部は大幅に様変わりした。「ソウルエナジー」を貯め新たな“フュージョンモンスター”を手に入れる事ができる。フュージョンモンスターの他、ウルと深く関わりのある人の魂も集う。
- コンボ
- 連携状態を組んだキャラクターの内の1人が「ジャッジメントリング」に成功して敵を攻撃すると、直後に○・×・△・□のいずれかが描かれた「コンボリング」が現れる。その間に対応するボタンを押せればコンボが成立し、連携状態だった別のキャラクターが、行動順に関わらず続けて行動できる。殆どの攻撃手段にヒット数とヒット属性が設定されており、コンボ時にはヒット数に応じてダメージ量が増加、攻撃が繋がるかどうかはヒット属性や対象の重量に左右される。チェーン属性の攻撃による硬化中に味方が行動した場合や、行動後の立ち位置によっては参加人数を上回るコンボも行える。
- ジャッジメントリング
- 戦闘における殆どの行動の成否を、「ジャッジメントリング」で判定する。ジャッジメントリングの形状は、リングと呼ばれる円盤上に、「ヒットエリア」、「ストライクエリア」、「ステップエリア」、「モジュレートエリア」と呼ばれる色付きの扇形のエリアが一定数存在する。リングの中心から円周へ伸びる「バー」と呼ばれる一本の線が、時計回りに一周する間にコントローラーの○ボタンをエリア内で押せれば行動は成功、エリア外でバーを止めたり、エリアを過ぎるまでにバーを止められなかったりした場合には失敗となる。ジャッジメントリングは、福引や一部のイベント、ショップでの値切りなどの成否判定にも使用される。
- スコア
- それまでのプレイ内容の戦闘回数、気絶回数、逃走回数、ジャッジメントリングの成功率やパーフェクト(1回のリング内の全てのストライクエリアでバーを止めることが条件)率、今までの移動距離などの細かいデータが本編開始直後から累積され、各種データとそれに対する評価、それらを総合したランキングや周回ごとの差などを閲覧できる。ジャッジメントリングの成功率とパーフェクト率が一定以上でなければ手に入らないアイテムもある。
- 戦闘
- 戦闘は敵・味方の区別なく、個別のAGI(敏捷性)を基に行動順の回ってくるターン制・コマンド式戦闘である。バトルメンバーにはパーティーの8人中最大4人を選ぶ。「連携」の導入により、前作にあった隊列の概念はない。
- 属性
- 全てのモンスターと味方キャラクターと攻撃手段、及び一部のサブキャラクターには、地・水・火・風・光・闇・無の7つの属性が設定されている。火と水、風と地、光と闇はそれぞれ相反し、反対属性の攻撃を受けるとより多くのダメージを受ける。但し通常攻撃は無属性であるため、反対の属性を持つ敵に通常攻撃を行っても、ダメージの値は他の属性のキャラクターが行った場合と変わらない。
- バトルボーナス
- 特定の条件を満たして戦闘に勝利すると、アイテム、お金等様々なボーナスが得られる。ボーナスの内容は、敵パーティーの構成と条件により固定。
- ピットファイト
- ソロモン王の従者を名乗る女性、サラより課される試練。様々な条件下でサラが召喚したモンスターと戦い、条件をクリアすると賞品が貰える。
- 福引
- ジャッジメントリングを利用したサブイベント。世界福引協会の会員に話しかけると、アイテムの「福引券」と引き換えに挑戦できる。バーは止めない限り永遠にリング上を回転する。エリア内でバーを止めれば対応する賞品が貰えるが、失敗しても参加賞としてティッシュが貰える。但し史実では、物語の舞台である1915年にもやはりティッシュペーパーは存在しない。
- フュージョン
- パーティーメンバー中ではウル及び蔵人が使える能力。ウルの場合、“フュージョンモンスター”と呼ばれる魔物の魂と融合してその姿に変身することで能力値が上昇、属性も変わり、その魔物の持つ特技が使えるようになる。フュージョン中はターン当たりのSP減少量が増える。シャドウハーツの世界には、その手段や融合対象が違う融合能力者は複数いて“ハーモニクサー”と呼ばれ、システム上はほぼ同じように処理される。蔵人の「降魔化身術」も同様の能力である。
- 紋章魔法
- ソロモン王が封じた72柱の悪魔に対応する紋章を装備することで、狼のブランカを含めて誰でも悪魔の力を使役し、魔法を使用できるようになる。ハーモニクサーであるウルと蔵人は紋章を装備できない。
- リングカスタム
- 戦闘時のジャッジメントリングを大幅にカスタマイズできるようになった。難易度や攻撃威力の調整の他、リングアイテムを使用することで通常攻撃の回数やエリアの幅を増やしたり、追加効果を加えたりできる。
- 連携
- 戦闘時、味方同士の距離が一定以下であると連携状態となり、コンボを試みることが出来る。行動ターンが回ってきた際に別のキャラクターの近くへ移動し待機する他、何らかの行動や敵の攻撃を受けた結果偶然キャラクター間の立ち位置が近付いたり、ウルが体の大きなフュージョンモンスターにフュージョンすることでも連携状態となることがある(蔵人の降魔化身術では不可能)。連携時に「耐える」防御をしていると、敵に攻撃されてもSPの減少と引き換えに立ち位置を維持できる。
- 連携魔法
- コンボが4人(一部のイベント時ではパーティー人数の違いにより3人)まで繋がると、最後の4人目が使用できる強力な魔法。使用できる種類はコンボに参加したキャラクターの属性に左右される。紋章を装備できないウルと蔵人の魔法使用時の掛け声が聞けるのは、連携魔法使用時のみ。
- 連携の項目にある立ち位置の変化や、ウルが体の大きなフュージョンモンスターにフュージョンすることで人数以上の連携が可能となる。その際に定数以降は続けて連携魔法を使用できる(例:4人の場合は4人目が連携魔法を使った後、5人目以降も連続して連携魔法を使うことが可能)。
登場人物 [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
メインキャラクター [編集]
キャラクターの名前を変更することは出来ない。共通キャラクターの名前を変更している前作のセーブデータを読み込んでも、前作で付けていた名前に変わることもない。
- ウルムナフ・ボルテ・ヒュウガ (声優:高橋広樹)
- 通称ウル。前作より続投のガラの悪い主人公。25歳。O型。
- 特技は「世界を救うこと」。独特な台詞回しは健在である。「神殺しの男」の異名をとり、彼を知る人には恐れられている。前作のバッドエンディング(アリスの死亡)の後、彼女の母の墓所があるスイスのチューリッヒに彼女を埋葬する。その後はアリスの親類であるゼペットと旅をし、ドンレミ村に落ち着く事となる。なお、前作で着ていたコートはアリスの亡骸に包んで埋葬したためライダースーツを着ている。
- サピエンテス・グラディオがドンレミ村を襲撃した際、ニコルに聖なるヤドリギの呪詛をかけられ、フュージョンの能力の大半を封印されてしまう。以後はジャンヌを初めに村人たちを殺害したサピエンテス・グラディオと謀殺の張本人であるニコルに復讐を誓う。ストーリーを進める内に力を解放していき、終盤ではついに全盛期の力を取り戻すことになる。
- 前作ラスト以来、自分の切り開いた未来に対して迷いが生じている。アリスが死んだ時、自分の幸せも失われたため「幸せになりたいと思わない」ようになってしまった。結果、ヤドリギの呪いを解くために必要な「幸せを見つける」ことができずにいた。様々な人物との出会い、かつて倒した友やアリスとの再会を経て、自分の求めている幸せを手にすることになる。
- カレン・ケーニッヒ (声優:長沢美樹)
- 可憐なヒロイン。ドイツ帝国の陸軍少尉。25歳。A型。
- 没落の一途をたどる一族を立て直さんがため、ドイツ軍に入隊した。普段は、しっかりとした性格だが、酒が入ると性格が豹変する。ウルにだんだんと惹かれていくが、最終的に選んだ彼女の願いが、全ての物語の始まりに繋がる。ちなみに、軍服から着替えた後の服はウルが見立てたコーネリアのお下がり。 後にウルの母親になる。
- ブランカ (声優:池田秀一)
- フランスのドンレミ村出身の白狼。自称「つむじ風のブランカ」。サブイベント時に「ドンレミの白い悪魔」と呼ばれることもある。2歳。名前の英字表記のBlancはフランス語で白の意。但し発音はブラン (/blɑ̃/) となる。
- ジャンヌと共にいる狼。人間並みに賢く、カレン曰く「ウルよりも利口」。声が付くのはサブイベントのウルフバウトの時のみで、声優の池田秀一にちなんでガンダムのパロディが多数存在する。
- ゼペット (声優:糸博)
- フランス出身の人形使い。60歳以上。AB型。
- 前作のヒロインであるアリスの母方の義理の伯父。人形の名前「コーネリア」は死んだ娘の名前である。その昔は名のある芸人だったが今では劇場に立つことも無く、半隠居生活を楽しんでいる。
- 終盤のサブイベントで行くことが可能なかつての弟子が住んでいた廃屋で、コーネリアのふりをした悪魔に魂を奪われかけるが、常に共にいた「本物のコーネリア」の呼びかけによって正気に戻る。このイベントにより入手できる最強武器「赤い糸」はゼペットとコーネリアの絆の証。
- ヨアヒム・ヴァレンティーナ (声優:西村朋紘)
- 前作のキースの兄である吸血鬼。400歳以上。B型。
- 正義の味方「グラン・パピヨン」に変身する。「〜だっち」「〜だら」など特徴的なしゃべり方をする。また吸血鬼としての体質ゆえ、金色のコウモリになったり、透明人間になったりもする。プロレスの開祖と言われるグラン・ガマの弟子であり、自慢のプロレス技と、その辺から拾ってくる武器(角材、ロッカー、冷凍マグロなど)を駆使して戦う。
- 前作では隠しボスとして出現する「黄金のコウモリ」として登場しているため、初登場シーンでウルとは面識があるような台詞を残している。
- ルチア (声優:小山裕香)
- イタリア王国・フィレンツェ出身の美人占い師。巨乳。28歳。B型。
- 伝説の踊り子カルラのもとで幼い頃からダンスと占術をみっちり仕込まれて育ち、その妖艶な踊りで多くの富豪たちを虜にしてきた。間延びした喋り方のせいで周囲に鈍くさい印象を与えてしまうが、頭の回転は早い。ベロニカ・ベラの妹弟子にあたり、ディレクターズカット版では彼女との会話イベントが追加されている。
- アナスタシア (声優:今井由香)
- ロシア帝国の第四皇女。14歳。
- 怪僧ラスプーチンの言いなりで民心を失いつつある家族と祖国のゆくえを憂え、ラスプーチンの陰謀を暴こうと孤軍奮闘するが、逆に彼に命を狙われたところをウル一行に救われる。特技は盗撮。一国の皇女にそぐわない過激な言動が多いが、弟のアレクセイ皇太子のことを心配する姉らしい一面も持っている。蔵人に一目ぼれしており、彼の前では態度を豹変させ、「さま(DC版追加シーンでは一部漢字)」付けで彼を呼ぶ。サブイベント次第では蔵人の許婚になる。尚、ニコルとは腹違いの妹に当たるが、加藤にその事を聞かされた際驚きはするものの、本人との絡みは一切ない。
- 犬神蔵人 (いぬがみ くらんど・声優:下野紘)
- 若くして無外流の剣を修め、穏やかな心に炭火のごとき不滅の闘志を宿す美少年。17歳。
- 川島浪速とその娘芳子の護衛を務める。日向の一族の血を引いているため、「降魔化身術(ごうまけしんじゅつ)」を使うことができる。ウル一行の中では数少ない常識人である。端正な顔立ちの美少年だが、最強防具はふんどし。従える降魔(フュージョンモンスター)は「月黄泉(つくよみ)」と「狩天童子(しゅてんどうじ)」。
サピエンテス・グラディオ [編集]
ロシアを中心に暗躍する秘密組織。創設者はラスプーチンで邪神アスモデウスの力により、絶対的な暴威を誇っている。 戦闘員には「鉄の爪」と呼ばれる暗殺部隊がおり、またビクトルのような暗殺者を雇っている。 その目的はロシア皇帝ニコライⅡ世を暗殺し、自身がロシアを支配すること。だが計画はウルとアナスタシアによって阻まれ、暗殺の一件が露見したため撤退を余儀なくされた。 しかし組織の人員たちはウルとラスプーチンの戦いによる巻き添えで飛行艇が墜落し死亡。カレンの故郷を焼き払ったように、彼らも業火によって焼き滅ぼされた。そして首魁のラスプーチンも最終兵器イーダルフラームを起動させるもウルに敗北。 邪神の力を利用していたサピエンテス・グラディオは、同じく邪神の力によって滅ぼされたのだった。 ただしレニを始めに鉄の爪の戦闘員は最低1人は生存している。復讐を考えずまっとうな人生を歩むことを誓っている。
- ニコラス・コンラド(声優:子安武人)
- 通称ニコル。秘密結社「サピエンテス・グラディオ(剣を取る賢者)」の修道騎士。ヴァチカンから派遣されたエクソシストを装ってドイツ帝国陸軍に接触し、カレン率いる中隊を利用してウルに「聖なるヤドリギ」の呪詛を与えた。植えつけられたものは最終的に自分に関する記憶を失ってしまう、「心を殺す道具」。ドンレミ村を襲撃し、村人の抹殺を指示したこともあり、ジャンヌや村人たちの敵をとるため、ヤドリギを植えつけられた復讐のためウルに追われている。
- 次第にカレンに一言では表現できない複雑な感情を抱き始め、ウルに対しても対抗意識が芽生え始め、「貴様を倒さないと私は自分の存在が許せないのだ!」とまで意識するようになっていった。
- 後に堕天使・アスタロトと魂の契約を結ぶ(ディレクターズ版で経緯が追加されている)。その際はレニ、ベロニカとパーティーを組んで行動している。
- カレンに対して愛情に近いものを抱いており、ラスプーチンとの最終決戦直前に彼女の夢に干渉してくるイベントが用意されている。ウルの中にカレンはいないことを告げ、翻意させようとするが失敗する。期間限定イベントのため見忘れたら二度と見られない。
- アナスタシアとは異母兄妹にあたり、母親は当時宮殿に出入りしていた女性[1]である。母が他界し、孤独だったところをラスプーチンに引き取られ、皇帝暗殺計画に加担する。自分の素性をウル一向に明かすシーンでは、アナスタシアが驚いているが彼との絡みは一切ない。
- 孤児だったところをラスプーチンに引き取られ、サピエンテス・グラディオの騎士として育てられた。しかしそれは愛情からではなく、ただ利用するためだけのものだった。それはニコルも同じで、最終目的はラスプーチンすらも抹殺してロシア皇帝の座に座ること。
- ラスプーチンが破れ、組織の人員が乗っていた飛行船もアモンの力で大破しサピエンテス・グラディオは事実上壊滅。既に組織を見限っていたニコルは難を逃れ、アポイナの塔にて封印されたマリスを解放し、人々の「闘争心」を増幅させた。これによって戦争を引き起こし、祖国をも巻き込んで混沌を引き起こそうとした。その直後、ウルたちに倒され一度は死を覚悟するが、加藤によって拉致され人体実験にかけられてしまう。それはニコルが契約した邪神「アスタロト」の力を奪うためであった。
- 結果、ニコルの精神は崩壊しアスタロトに肉体を乗っ取られてしまう。そのアスタロトもウルたちに倒され、死の間際に肉体の支配権をニコルは取り戻す。最後にカレンを道連れにしようと襲い掛かるが、それをかばったウルに阻止され、半ば自暴自棄にウルのヤドリギの呪いを促進させながら彼に恨み言をつぶやく。
- それを邪魔した加藤に逆上し、彼を殺害しようとする。しかし彼を庇った桜花によって阻まれ、ニコルは桜花を殺してしまった。激怒した加藤によってニコルは頭を握りつぶされ、カレンの名前を絶叫しながら悲惨な最期を迎えた。ウルの記憶を失わせる「ヤドリギの呪い」を植えつけたニコルは、最後に自身の脳を潰されて死ぬという末路を迎えたのだった。
- 初期のトレイラームービーやCMでは主人公のように描かれていた。実際、最初は彼を操作する。
-
- アスタロト(声優:子安武人)
- 「堕天使」の名を冠する邪神。ナハシュ神殿にて古代の民族に祭られており、その魂は最深部に安置されている指輪に封じられていた。ニコルの手に指輪が渡り、彼と契約。
- デザインはニコルの服装に合わせられており、また漆黒のアモンとは対照に白を基調とした体色。初登場時は直立姿勢だったが、ラストアスタロトになった際は仏のように胡坐をかき、背中からは蜘蛛の足に酷似した角が伸びている。
- 当初はニコルに力を貸していたが、そのニコルが日本軍に囚われ人体実験にかけられたことで精神が崩壊してしまう。その隙を突いて契約者の肉体を乗っ取り、世界に「滅び」を与えるべく富士の火口へ身を隠す。その理由は富士山(作中では裏の名前として不死山と表記される)の莫大なエネルギーを集めることで、世界を破壊することが目的だった。
- アスタロトの爪にはマリスの猛毒が塗られており、カスっただけでも瀕死になるほど。直撃すれば即死する。それもあって加藤たちを退けたが、そこへ今度はウルたちが現れる。
- 滅びの世界の訪れのすばらしさを語った後、ウルに「消えて無くなれよ、今すぐ」と睨まれ、アスタロトは今までの余裕を崩して激怒。その際は強化された新たな形態「ラストアスタロト」となり、ウルたちと最後の一線を繰り広げ肉体を滅された。
- 魂はアスモデウスと同様に紋章として残り、ウルたちの力となった。
-
- ベロニカ・ベラ(声優:園崎未恵)
- サピエンテス・グラディオの魔法戦士。性格と容姿はSMの女王そのもので、セクシーなボンテージに鞭、そして蝶の羽を模した仮面という危ないスタイル。
- 見かけどおり拷問が趣味という危ない女性。ラスプーチンの愛人であり、肉体関係を持つ描写がある。一度惚れた男には最期まで忠誠を尽くす一途さを持っており、ラスプーチンを追ってきたウルたちとただひとり交戦。巨大な蛇に酷似したフュージョンモンスター「ナイトクイーン」に変身し、死闘の末敗れた。最後までラスプーチンを守るために戦ったが、ラスプーチンはベロニカの死を報告したニコルに「もうどうでもよい」と答えている。ただし、この時点でラスプーチンは精神をアスモデウスに食われているため、本心だったのかは不明。
- ちなみに、ゲーム序盤でパーティメンバーのうち一人が彼女に拷問されるお約束のイベントがある。
- レニ・カーティス(声優:中村大樹)
- サピエンテス・グラディオの暗殺部隊「鉄の爪」の隊長。筋肉質なスキンヘッドの大男。秘密結社の幹部でありながら、根は正直者のお人好しで、任務中以外は地下鉄で老婆に席を譲ったり、チンピラに絡まれている人を助けるなど、紳士的な面も持っている。暗算が得意だったり、若い頃に着ていた服をほつれひとつ無く取っておくなど、几帳面もある。
- サントマルグリット島の監獄にて、ロジャー奪還のため現れたウルたちと交戦。部下たちは打ち倒され劣勢に追い込まれるも、レニはベロニカやニコルを逃がすため最後までウルたちに立ちふさがった。その際はベロニカにも心配されている。
- ドンレミの村を襲い、カレンの部隊を皆殺しにしたようにレニ自身も部下を失い、フュージョンモンスター「ゴッドハンド」となり死闘の末敗北した。最後は自らの足で瓦礫に開いた大穴から身を投げ、意地を張ってみせた。
- しかし終盤の隠しイベントでは生存していることが判明し、決着をつけた場でウルと再会する。組織がなくなった以上、もう戦う理由もなく、復讐も考えずウルとは少なからず心を通い合わせていた。ちなみにこのイベントはウルの最強防具を入手するための条件である。
- ビクトル
- ラスプーチンによって雇われた(と思われる)暗殺者の男性。後一歩で皇帝を暗殺するというところでウルに阻まれ、蹴り倒されてお縄となった。
- 腕もなかなか立ち、フュージョンなどせずともウルたちと戦えたほどの実力者。
- ラスプーチンはビクトルと密会していたところをアナスタシアに写真を取られており、暗殺を指示したのが彼だと皇帝に知られてしまった。
- グレゴリー・ラスプーチン(声優:大友龍三郎)
- サピエンテス・グラディオを統括する怪僧。モデルは帝政ロシア末期の皇室で暗躍した怪僧、ラスプーチン。ロシア皇家に付け入り国を乗っ取り、そこを拠点に世界を手中に収めようと企む。元々はヨウィスとアルバートの興したサピエンテス・グラディオの一員で、全ては魂の契約の呪法を学ぶためであった。献身を装いながら魔神・アスモデウスと魂の契約を結ぶと二人を排斥し、組織を今の形に作り変えた。
- 結果的に皇帝暗殺はウルの妨害によって失敗し、更にはアナスタシアが暗殺者とラスプーチンの密会現場を納めた写真を提示したことで裏切りがバレてしまう。
- 組織の人間たちとともに飛行船でロシア上空へと逃れるが、アモンに変身して追ってきたウルと甲板で交戦。アスモデウスのバリアーによってウルの攻撃を押し返し、余裕の笑みを浮かべたのもつかの間。尽きることのない強靭な意志の力の前にバリアーは破壊され、その余波で飛行船は大破し、ロシアの湖上へと落下。悪魔を利用することで世界征服をもくろんでいたサピエンティス・グラディオは、同じく悪魔の力によって滅されたのだった。
- 追い詰められたラスプーチンはアスモデウスの力を完全に解き放ち、絶大な力と引き換えに精神に大半を悪魔に食われてしまう。自らの力で生み出した浮遊要塞にてウルたちと死闘の末敗北。自分が死んでもニコルの持つアスタロトによって世界は滅ぼされることを示唆しながら最後を迎えた。
-
- アスモデウス
- ラスプーチンが契約した魔神。アモン、アスタロトと同列視される高位の悪魔。
- アモンの力を手にしたウルに追い詰められたラスプーチンは、アスモデウスの力を敢然解放する。その結果、彼の精神はアスモデウスの影響を強く受け、「命を壊す」ことを目的にするようになってしまった。ニコルからは「アスモデウスに食われたか」と述べられている。
- 撃破後には肉体を失って紋章となり、ウルたちの力となる。
-
大日本帝国 [編集]
- 加藤政二(かとう まさじ・声優:金光宣明)
- 本作のラストボス。
- 大日本帝国海軍特佐。前作の登場人物である川島よしこの参謀であり、当時の階級は軍曹。帰国後、川島の隠密に加担した容疑で軍法会議にかけられたが石村外務大臣に引き取られる。以後、外交で世界各国を転々としている。前作の加藤は温和で何処となく頼りなさげな人柄だったが、上海での一件から寡黙な男に一変し、ニコルとエミグレ文書の取引をしたりと不審な行動を示すようになった。
- エミグレ文書を入手した後は、川島よし子の遺伝子を組み込んだ桜花を復活させる。それ以前に雷電、飛燕を復活させ三猿衆(みましらしゅう)を結成。
- アスタロトとの戦いで桜花を失った後は、エミグレ文書の秘術(の一部を応用したものと思われる)によって百年の時へと遡り、今の権力者たちがいない時代に君臨することで歴史を変えようとウルと対峙。互いの信念と信念をぶつけ合い、その果てに敗北したが「これでいい」と納得して、消え去った。
- 桜花(おうか)(声優:中山さら)
- 加藤が率いる三猿衆の1人、見ザルの紅一点。3番目に造られた。拳銃が武器。また、サイコキネシスやテレポート等の超能力も持っている。かつての加藤の上官である川島よし子の遺伝子が組み込まれている。前世の記憶は持たず、加藤に忠実。
- なお、雷電や飛燕には機械が埋め込まれているが、桜花だけは純粋に生身の体である。
- 不死山のアスタロトとの死闘後、ニコルの攻撃から加藤を庇って死亡した。その後、最終決戦にて加藤とともにウルたちに挑む。
- 雷電(らいでん)(声優:島香裕)
- 加藤が率いる三猿衆の1人、聞かザルの巨漢。縦よりも横に大きい。1番目に造られた。怪力だけでなく、巨大な乾電池があるため放電も使える。
- 桜花だけが機械を埋め込まれず、普通の人間と同じ体であることや、加藤の思い人のクローンであることから加藤の恋心を見ぬき、飛燕に「二人が幸せになれるようにしてやりたいと思っている。おれはおかしいか?」と問うており、飛燕も同じ気持ちだと同調した。
- ラストダンジョンの銅鐸では加藤を守るため、雷を司る神・雷神となって飛燕と共にウルたちに最後の勝負を挑む。
- 飛燕(ひえん)(声優:河本邦弘)
- 加藤が率いる三猿衆の1人、言わザルのクールガイ。2番目に造られた。両手に仕込まれた長刀が武器。語尾に「~でさ」とつける。雷電としゃべる時は持ちいらない。
- ラストダンジョンの銅鐸では加藤を守るため、雷を司る神・風神となって雷電と共にウルたちに最後の勝負を挑む。
- 石村貫太郎(いしむら かんたろう)
- 外務大臣。既に病魔に侵されており、余命いくばくもない状態。ウルの父親・日向甚八郎とは旧友であり、石村は独白で今でも日向を友人だと語っている。彼もまた川島浪速に師事した人間で、日向甚八郎とは共に弟子として過ごしてきた。
- 日本の行く末を案じ、様々な謀略を張り巡らす。その一環として加藤の才覚に目をつけ、彼を特佐に引き上げ己が片腕とした。そしてロシアを支配するするべく、彼に諜報活動を命じる。
- 現ロシア皇帝ニコライ二世の息子ニコルを拉致し、彼を「ロシア侵攻の神輿」にすること、そして彼が持つアスタロトを奪うことで切り札と考えていた。しかしアスタロトはニコルの肉体を支配し、藤堂技研は全焼。
- 屋敷へと乗り込んできたウルを前にしても死を恐れず、自分の理想と目的を語り始めた。なお、石村は「自分と日向の信念は同じだ」と語っており、それを日向の息子ウルが阻むことに戸惑いを隠せなかった。
- そこへ石村の孫・小助が祖父を守るためにウルに掴み掛かる。石村は今までの泰然自若とした態度を崩し、ウルにすがりついて「どうか孫の命だけは助けてくれ!」と懇願する。だが、それがウルの怒りに火をつけ「ガキの命乞いなんかしてんじゃねえ!」と蹴り倒してしまう。
- 石村が孫の命乞いをしたように、彼の謀略によって同じ思いをしながら家族を失った人間たちは多数存在する。そのことをウルから叩きつけられ、石村は自分の非道を自覚。謀略によって失った命の分といわんばかりにウルに何度も蹴りを入れられたが、命まではとられなかった。史実では戦後も存命している。
- 勇猛な寺田中佐(てらだ)
- 石村の腹心。彼の手足となって謀略の歯車を担う、屈強な体格の男性。武人然とした男性で、部下たちのことを思いやる一方で、石村のためにはどんなに手を汚そうと、また自身の命を投げ出すことも厭わない。
- 所属は日本陸軍・金剛隊。なお、他にも様々な部隊が存在し、彼のように「勇猛な~」といった感じで性格を現す文章が書かれている。
- 石村の屋敷に乗り込んできたウルたちと止めるべく交戦するが、部下たちは全員討ち死に。そして彼自身も覚悟を決め、機動兵器・神無月へと乗り込み最後の戦いを繰り広げ、最後まで石村の身を案じながら死亡した。
- 伽藍(がらん)
- 石村に忠実な陰陽師。今は老いさらばえて見る影もないが、かつてはかなりの美形だったという。ウルからは「とっちゃん坊やの陰陽師」と呼ばれ、大物ぶった態度を取っていてもパーティーの誰からも相手にされず、ギャグキャラとしての色合いが強い。
- なぜかふわふわ浮く座布団に座っており、自分では満足に動けないのか石村の前でも降りることはない。また陰陽師らしく「陣」を構成することで亜空間につくった結界に対象を取り込んでしまったり、洗脳したりすることが可能。
- 戦闘の際には「閻魔大王・伽藍」となって大幅に強化された形態となって登場する。ウルたちとは2度戦い、激戦の末に死亡するが悪霊として復活。隠しダンジョンで隠しボスとなって登場し、今度こそ決着を付けることとなる。
- 藤堂博士(とうどう)
- 藤堂技研の所長。石村からニコルの精神に巣食うアスタロトの抽出を依頼され、また藤堂自身も邪神の魅力に取り付かれ実験を開始。ニコルの自我が崩壊するまで実験を続けたため、アスタロトは契約者の肉体を乗っ取り現世に降臨。結果、藤堂技研は全焼し、彼自身も責任を負わせられることを恐れ、最終兵器・富岳(ふがく)に搭乗し、ウルたちの抹殺を図るが敗北。最終兵器の爆発に巻き込まれて爆死した。
サブキャラクター [編集]
- ロジャー・ベーコン(声優:我修院達也)
- イギリスのウェールズ地方に住む700年を生きる魔術師。ウル曰く「へんな生き物」。自称「永遠のスターチルドレン」。ゲーム開始直後、サピエンテス・グラディオに誘拐される。
- 仲間キャラの名前を変更出来ない今作でも、初登場の際にお遊び要素として名前入力の画面が入る(デフォルト名が「ロジャー」になっているので、そのまま決定するとやや矛盾したやりとりになる)。
- アリス・エリオット(声優:沢口千恵)
- 前作のヒロイン。故人。前作のバッドエンドでウルに代わって呪いをかけられ死亡した。ウルの最愛の女性で、ゼペットの義理の姪。死した後もウルの心の奥に宿り、その深い愛情でウルを暖かく包み込んでいた。心を殺すヤドリギの呪いでもウルと彼女を繋ぐ愛を消すことはできなかった。なお、物語の終盤でウルとアリスが対話する場面が、ディレクターズカット版ではリアルタイムムービーからプリレンダリングムービーに修正されている。
- アルバート・サイモン(声優:郷里大輔)
- ウルの最大のライバル。故人。前作で神降ろしの儀式を実践し、世界を一度破壊することで新たな世界として再生を試みるも、降臨した神と共にウル達に倒される。しかしその悪行は、弟子であるラスプーチンの暗躍を阻止することも目的であり、友の反対を押し切って行った最終手段であったことが判明する。現在では破壊神・アモンの魂と共に、ウルの心の中にある葛城の風の森で穏やかに隠居している。あるイベントでウルと再会した際には「友人」として彼の迷いを聞き、導いた。
- ヤドリギの呪いは元々、彼を倒すための切り札だった。言い換えればそれだけラスプーチンから恐れられていたということ。ウルも「ラスプーチンの百倍は強い」と認めている。終盤の隠しイベントではアモンの力を完全解放したアルバートと戦うことが可能。かつてはウルたちを退け、魔神を宿したラスプーチンからも恐れられた最強の魔術師の力は間違いなく健在だった。
- グラン・ガマ(声優:千葉繁)
- プロレスの開祖といわれる人物で、ヨアヒムの師匠。世界各地に特設リングをつくり、プロレスを広めている。ゲーム中で、彼に一対一で勝つ事でヨアヒムは新たな技を習得できる。また、「漢祭り(おとこまつり)」(肉体と精神を極限まで試される究極の試練)の現チャンピオン「グラン・はてな」としての顔も持つ。師弟ともども異常なテンションで、毎回熱いやりとりを披露している。ただし、ヨアヒムに呆れられたり「疲れるだっち」と引かれているシーンもある。
- やはり師弟と言うこともあってか、攻撃モーションはヨアヒムとまったく同じである。
- ジャンヌ
- ドンレミ村に暮らす少女。ブランカの名付け親であり母親と二人で暮らしている。サピエンテス・グラディオが村を襲撃した際、人質となってしまう。その後、サピエンテス・グラディオの蹴撃によって死亡し、以後はウルの心の中で、ヤドリギの呪いに苦しみ葛藤する彼を見守り、時には導いていく。ドンレミ村は、同名の聖女ジャンヌ・ダルクの生誕地でもある。
- ピエール・マジメル
- マジメル兄弟の双子の兄。腕のいい仕立て屋であり、ゼペットの旧友。兄弟そろって女言葉で喋るおかまで(感情が昂ぶって男言葉になる事も。実はこっちが地)、かなりの気分屋。コーネリアの衣装(衣装によってゼペットの属性が変化する)を仕立ててくれるが、それにはマッチョな男性の裸体が描かれた“ビルダーカード”を渡さなくてはならない。
- ジェラール・マジメル
- マジメル兄弟の双子の弟。すさまじい商売人根性で、ダンジョンの奥底まで兄と一緒に愛車で乗りつけては、ウルたちに道具を売りつける。
- エドガー(声優:八木光生)
- ロシア皇室御用達の時計職人。アナスタシアのカメラや『不思議な卵』は彼が製作したもの。実はかなりのマニアで特定のアイテムを持って彼を訪ねると、そのアイテムを執拗にねだってくる。また、彼の製作と思われるカメラを次回作の主人公が使用している。
- カルラ(声優:一城みゆ希)
- イタリアで占いの館を経営する元占い師兼踊り子。ルチアとベロニカの師匠でもある。優れたマネージメントでルチアの占いを支えている。政府高官や大金持ちに対しても顔色ひとつ変えず物をいい、金をふんだくる肝っ玉の太い人物。昔は美女であった。
- リングの魂
- 会うたびに攻撃回数を増やすリングアイテムをウルたちに渡す精霊。はじめは神秘的な雰囲気を漂わせ、口調も威厳あるものだったが、ウルに会うたびに徐々に本性が現われる。実は45歳の妻子持ちで、奥さんの名前は「雅(みやび)」、娘は「亜弥(あや)」、出身地は千葉。親バカかつ、愛妻家。それでいて本人曰く、生まれた時からリングの魂だったとの事。また、娘は続編シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールドにて新たなリングの魂として登場し、この父親も僅かに出演する。
- 川島浪速(かわしま なにわ)(声優:仲木隆司)
- 元大陸浪人。前作で、上海にて謀殺された川島よし子の父親。ウルの父、日向甚八郎や石村外務大臣の師でもある。満蒙独立運動で知られる人物だが、娘の死を機に権力闘争からは身を引いている。今では清王朝の息女を養子に取り、帝都で静かに祖国の行く末を見守っている。
- 川島芳子(かわしま よしこ)(声優:清水こずえ)
- もう一人の川島よしこ。滅亡した清王朝の元第十四王女。今は、川島浪速に引き取られ、帝都で暮らしている。実は、現在の福引協会会長であるキースがスカウトした福引会員。ブランカをポチと呼ぶ。
- 犬神咲(いぬがみ さき・声優:田中敦子)
- 現犬神家頭首で蔵人の母。未亡人。ウルの父、日向大佐の実の妹である。日向の血を引くため、彼女も降魔化身術が使える。夢枕に現れた夫の言に従い、蔵人に試練を課す。
- 一見すると「妖艶で可憐な未亡人」だが、ウルに似て結構はしたない思考の持ち主。アナスタシアの前でうっかりその一面を暴露してしまい、「妖艶で可憐な未亡人」の体裁を保つため「許婚に渡す羽織」を譲り、更に蔵人の許嫁にすることで買収した。
- 息子の蔵人と一騎打ちをするイベントがあり、勝利すれば自身の心に眠る鬼の力(狩天童子)を扱えるようになる。無論、簡単に勝てるような相手ではなく、日向甚八朗の妹に恥じぬ強さを持つ。
- 扱うフュージョンモンスターは「紅艶姫」。真紅の羽衣と炎を扱う、白髪の天女のような姿となる。その力はアスタロトの攻撃を一度は退けたほどだが、精神を乗っ取られて洗脳されてしまう。ウルたちに倒されて正気に戻るが、これは本来の力ではなく、前述の一騎討ちの際には初戦とは比べ物にならない力を披露する。
- 日向甚八郎(ひゅうが じんぱちろう・声優:田中秀幸)
- 特務機関大佐。ウルの父親。故人。王道の侠客。息子と同様、フュージョンの使い手。前作に引き続き最強の敵(天凱凰)としてウルに一騎打ちの勝負を仕掛けてくる。キャラクターデザインが前作と比べ若々しく、よりウルとそっくりになっている。
- 仕事で大陸各地を転々としていたが、日本へきたときにアンヌと出会う。その際はアンヌから一目惚れされ、ともに生きるうちに互いに愛し合うようになった。
- アンヌ
- ウルの母親であり、日向甚八郎の妻。ロシア人。日向とは海外から仕事で日本にやってきたときに出会い、一目ぼれしたという。日向が上海で激闘を繰り広げていた間隙をつかれ、徳壊の配下から襲撃を受ける。ウルを庇ったことで死亡し、ウルの力(フュージョン)を引き出させることとなった。
登場する地名 [編集]
- 欧州編
- 日本編
フュージョンモンスター [編集]
- 地属性
- 大地の力を持ったフュージョンモンスター。「ヴァスティタス」「ソルム」「ガウディオン」の三種類。第三形態のガウディオンは山そのもののような巨大な獣である。全体的に物理防御力が高く、固有技も物理防御力を高めたり微量ながらもHPを回復したりするものが揃う。
- 水属性
- 水の力を持ったフュージョンモンスター。「アムニス」「マーレ」「ペネフィキウム」の三種類。第三形態のペネフィキウムは空中を浮遊する水龍の姿をしている。全体的に回避率が高く、固有技も回避力を高めたり単体ながら大量のHPを回復したりするものが揃う。
- 火属性
- 火の力を持ったフュージョンモンスター。「キャロル」「バルバリア」「ファイデス」の三種類。第三形態のファイデスは燃えるような鎧をまとい巨大な剣を持った騎士の姿をしている。全体的に物理攻撃力が高く、固有技も物理攻撃力を高めたり巨大範囲に炎による攻撃を仕掛けたりするものが揃う。
- 風属性
- 風の力を持ったフュージョンモンスター。「マラキア」「グラーノ」「リベルティス」の三種類。第三形態のリベルティスは六枚の翼を持った巨鳥の姿をしている。全体的に素早さが高く、固有技も行動速度を高めたり状態異常を回復させたりするものが揃う。
- 光属性
- 光の力を持ったフュージョンモンスター。「ラディウス」「ピュエラ」「ミセラティー」の三種類。第三形態のミセラティーは空中を浮遊する天使のような姿をしている。全体的に特殊防御力が高く、固有技も特殊防御力を高めたり気絶を回復させるものが揃う。
- 闇属性
- 闇の力を持ったフュージョンモンスター。「ノクス」「オクレシス」「ソムニオン」の三種類。第三形態のソムニオンは空中を浮遊する黒い悪魔の姿をしている。全体的に特殊攻撃力が高く、固有技も特殊攻撃力を高めたり相手を即死させるものが揃う。
- 無属性
-
- アモン
- アスモデウスやアスタロトと肩を並べる魔界の王。最強の破壊神と称され、破壊の魅力に惑わされない強い意志を持つ者にしか力を与えない。 鋼鉄のような漆黒の肌と巨大な翼手目の翼が特徴。
- ネオ・アモン
- アルバートにより禁断の力を解放されたアモン。一度融合者が使い方を誤ればこの世の全てを消失させるだけの力を持つ最強の悪魔。アモンよりも一回り大きく、赤と黄色の模様がある。
- 天凱凰(てんがいおう)
- 前作よりウルの心の奥に眠っていた古神(いにしえがみ)。ウルの魂の共鳴によってこの世に再臨した。創造と破壊の力を共有し、全ての思いを可能にする最強の力。ウルの原型に刺青と四枚の黒い翼を生やしたような姿。
スタッフ [編集]
関連商品 [編集]
- シャドウハーツ2 ナビゲーションブック ISBN 978-4047071469
- シャドウハーツ2 公式ナビゲーションガイド ISBN 978-4797326796
- シャドウハーツ2 公式設定資料集 World Guidance ISBN 978-4797327724
- シャドウハーツ2 コミックアンソロジー ISBN 978-4758001861
- SHADOW HEARTS II Original Soundtracks オリジナルサウンドトラック
出典 [編集]
- ^ 攻略本(シャドウハーツ2 ザ・コンプリートガイド電撃プレイステーション)の監督インタビューより。