シャイロン・マルティス

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シャイロン・マルティス
Shairon Martis
統一セブンイレブン・ライオンズ #64
1ST 1280 Shairon Martis.jpg
ナショナルズ時代(2009年)
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
出身地 オランダ領アンティルの旗 アンティル自治領ウィレムスタッド(現:キュラソーの旗 キュラソー自治領)
生年月日 1987年3月30日(27歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 アマチュア・フリーエージェントとしてサンフランシスコ・ジャイアンツと契約
初出場 2008年9月4日 ブレーブス
年俸 400,000ドル(2009年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オランダの旗 オランダ
五輪 2008年
WBC 2006年2013年

シャイロン・B・マルティス(Shairon B. Martis, 1987年3月30日 - )は、オランダ領アンティルキュラソー島ウィレムスタッド出身のプロ野球選手投手)。右投右打。CPBL統一セブンイレブン・ライオンズ所属。

経歴[編集]

ジャイアンツ傘下時代[編集]

2004年2月10日にに16歳でサンフランシスコ・ジャイアンツと契約してプロ入りする。

2005年にルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。11試合に登板し、2勝1敗1セーブ、防御率1.85の好成績を残す。

2006年3月に開催された国際大会・第1回WBCには、オランダ代表として出場し、10日のパナマ戦に先発登板。味方打線が5回までに10点を奪うと、マルティス自身も大会規定の球数制限65球で7回を投げ切って無安打無失点に抑え、コールドゲームのため参考記録ながらもノーヒッターを達成した[2]。シーズンはA級オーガスタ・グリーンジャケッツで15試合に登板し、6勝4敗、防御率3.64だった。

ナショナルズ時代[編集]

2006年7月28日にマイク・スタントンとのトレードワシントン・ナショナルズへ移籍。A級サバンナ・サンドナッツで4試合に登板し、1勝1敗、防御率3.80だった。8月にA+級ポトマック・ナショナルズへ昇格。2試合に登板し、0勝2敗、防御率3.00だった。9月にAA級ハリスバーグ・セネターズへ昇格。1試合に登板し、0勝1敗、防御率12.60だった。

2007年はA+級ポトマックで27試合に登板し、14勝8敗、防御率4.23という成績を収める。

2008年8月には、北京オリンピックオランダ代表入り。14日の予選リーグ第2戦、アメリカ合衆国との試合ではスティーブン・ストラスバーグと投げ合ったが、4.2回5失点で敗戦投手となった[3]。大会終了後の9月1日にナショナルズとメジャー契約を結び、9月4日のブレーブス戦でメジャーデビュー。9月23日のマーリンズ戦で初勝利を挙げた。

2009年春、第2回WBCへの出場を辞退してスプリングトレーニングで首脳陣にアピールした結果、先発ローテーションに4番手として入ることに[4]。開幕から7試合で5勝0敗としたが、その後3試合16イニングで17失点と崩れ、6月27日のオリオールズ戦を最後にAAA級シラキュース・チーフスへ降格。そのままメジャーでは登板することなくシーズンを終えた。

2010年はスプリングトレーニングで先発ローテーション最後の一枠をストラスバーグやリバン・ヘルナンデスらと争うも[5]、開幕メジャー入りはならず。前年に引き続きAAA級シラキュースで投げ、8勝7敗・防御率4.09を記録したが、メジャーへ昇格することはなかった。

2011年1月24日にDFAとなり[6]、2月2日にAAA級シラキュースへ降格した。この年はAA級ハリスバーグ・セネターズで過ごす。シーズン終了後の10月、パナマで開催された第39回IBAFワールドカップにオランダ代表の一員として参加。一次ラウンド初戦のチャイニーズタイペイ戦では7回1失点で勝利投手となり[7]、二次ラウンドのオーストラリア戦でも7安打を浴びながら6.1回1失点と粘りの投球を見せた[8]。オランダ代表はこの大会で初優勝を果たした。

ワールドカップ終了後の11月2日にFAとなった。

パイレーツ傘下時代[編集]

2011年11月23日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[9]

2012年はAAA級インディアナポリス・インディアンスで4試合に登板し、防御率7.56だった。4月下旬にAA級アルトゥーナ・カーブへ降格。11試合に登板し、6勝2敗、防御率4.56だった。

ツインズ時代[編集]

2012年6月27日に金銭トレードでミネソタ・ツインズへ移籍。

2013年はAAA級ロチェスター・レッドウイングスで42試合に登板し、2勝4敗11セーブ、防御率4.26だった。9月8日にツインズとメジャー契約を結んだ。この年は6試合に登板し、0勝1敗、防御率5.59だった。10月2日に40人枠を外れ、AAA級ロチェスターへ降格。10月7日にFAとなった。

台湾時代[編集]

2014年2月26日、中華職業棒球聯盟統一セブンイレブン・ライオンズと契約した[10]。登録名は「馬帝斯」。

投球スタイル[編集]

主な持ち球は、92mph(約148.1km/h)前後のフォーシーム・ファストボールと80mph(約128.8km/h)のチェンジアップ、それに75-85mph(約120.7-136.8km/h)のスライダーで、特にスライダーは2-3種類の曲がり方をする[11]。2009年にナショナルズの暫定GMを務めたマイク・リゾは、マルティスの投球について「目を見張るような球速はない」としつつ「彼は3つの球種を4つのゾーンに投げ分けて打者をアウトにする」と解説している[4]。そのほか、左打者に対してのみ稀にツーシーム・ファストボールを投じることがある[11]

年度別投球成績[編集]





















































W
H
I
P
2008 WSH 5 4 0 0 0 1 3 0 0 .250 92 20.2 18 5 12 0 0 23 1 0 14 13 5.66 1.45
2009 15 15 1 0 1 5 3 0 0 .625 377 85.2 83 11 39 3 4 34 3 0 52 50 5.25 1.42
2013 MIN 6 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 39 9.2 6 3 4 0 0 7 0 0 6 6 5.59 1.03
通算:3年 26 19 1 0 1 6 7 0 0 .462 508 116.0 107 19 55 3 4 64 4 0 72 69 5.35 1.40
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ "Washington Nationals Salaries - 2009," ESPN.com. 2009年8月12日閲覧。
  2. ^ "Box Score," WorldBaseballClassic.com. 2010年10月20日閲覧。
  3. ^ 1次リーグ[米国 - オランダ]結果」 『YOMIURI ONLINE』。2010年10月20日閲覧。
  4. ^ a b Chico Harlan, "Martis, Zimmermann Make Nats' Rotation," washingtonpost.com, March 29, 2009. 2009年8月12日閲覧。
  5. ^ Bill Ladson / MLB.com, "Six candidates want fifth-starter job / Chico, Hernandez, Stammen among Nationals' possibilities," nationals.com, March 18, 2010. 2011年10月21日閲覧。
  6. ^ Rhett Bollinger / MLB.com, "Nats designate Martis for assignment," nationals.com, January 24, 2011. 2011年10月21日閲覧。
  7. ^ "HINESE TAIPEI vs NETHERLANDS (Oct 02, 2011)," The Official Site of the International Baseball Federation. 2011年10月21日閲覧。
  8. ^ "AUSTRALIA vs NETHERLANDS (Oct 12, 2011)," The Official Site of the International Baseball Federation. 2011年10月21日閲覧。
  9. ^ Pittsburgh Tribune-Review, "Pirates ink six players to minor-league deals," Pittsburgh Tribune-Review, November 23, 2011. 2011年11月24日閲覧。
  10. ^ Shairon Martis joins CPBL Team for 2014 Season” (2014年2月26日). 2014年2月27日閲覧。
  11. ^ a b Harry Pavlidis, "PITCHf/x profiles: Shairon Martis and Nick Adenhart," The Hardball Times, March 31, 2009. 2009年8月12日閲覧。

外部リンク[編集]