シャイニング

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シャイニング』(原題: The Shining)は、スティーヴン・キング1977年に発表したホラー小説である。最後の雪のシーンでステディカムを使った初期の映画としても知られる。

あらすじ[編集]

コロラド州ロッキー山上にあるオーバールックホテル。雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルに、一冬の管理人としてやってきた小説家志望の元教師であるジャックと妻のウェンディ、そして一人息子のダニー。金持ちが自家用機で来るという豪華ホテルだが、冬は閉ざされる。ゆっくりと小説を書けるとジャックは大喜び。

ダニーは不思議な能力「かがやき」 (Shining) を持つ少年だった。到着後に青いワンピースを着た双子や血の津波を見る。しばらく過ごすうち、ダニーはこのホテルに自分たち以外の存在を確信するが、両親達は取り合ってくれない。実はインディアンの墓地跡に建てられたこのホテルで前の管理人も突然狂って妻子を殺したという、ホテルそのものが邪悪な意思を持った存在だったのだ。「237号室が怖い」と怯えるダニーにウェンディも不安になる。ホテルは最も弱い存在であるジャックに目を付け(かつて彼はアルコール依存症であり、ダニーにひどい暴力を振るったことがあった)、ダニーの「かがやき」を奪い取ろうと彼の心を侵食していくのだった。

大雪でホテルは外界から隔絶される。タイプの音だけが響くが、小説ではなくAll work and no play makes Jack a dull boyということわざを繰り返すだけ。ついにジャックが狂い、斧を持って母子に襲いかかってくる。ホテルの外にある高さ4メートルの迷路に逃げる…。

出版[編集]

日本では、深町眞理子によって翻訳され、文藝春秋より出版されている。

映像化[編集]