シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋

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シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋
基本情報
フランス
所在地 パリ
交差物件 セーヌ川
設計者
施工者
ディトマール・ファイヒティンガー
建設 2004-2006年
座標 北緯48度50分07秒 東経2度22分41秒 / 北緯48.83528度 東経2.37806度 / 48.83528; 2.37806座標: 北緯48度50分07秒 東経2度22分41秒 / 北緯48.83528度 東経2.37806度 / 48.83528; 2.37806
構造諸元
材料 鋼鉄
全長 304m
12m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋 (: Passerelle Simone-de-Beauvoir) は、フランスパリセーヌ川に架かる歩行者・自転車専用の橋である。

この橋は鋼鉄製で中央部が凸レンズの断面状になっている。この部分は長さ106m、幅12m、重さは650tあり、アルザスのエッフェル社の工場で製造され、北海、英仏海峡、運河、セーヌ川を経由して航走されてきた。2005年11月30日にパリ市内を横切り2006年1月30日に水面から持ち上げられて設置が完了した。

この部分を支える橋桁は二重になっており、上面は右岸のベルシー公園と左岸のフランス国立図書館のフランソワ・ミッテラン館を、下面は右岸のベルシー河岸と左岸のフランソワ・モーリアック河岸を結んでいる。

命名はシモーヌ・ド・ボーヴォワールにちなむ。2006年7月13日、シモーヌの養女シルヴィも同席しパリ市長ベルトラン・ドゥラノエにより除幕された。

交通[編集]

隣の橋[編集]

(上流)ナシオナル橋トルビアック橋シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋ベルシー橋シャルル・ド・ゴール橋(下流)