シボレー・ボルト
シボレー・ボルト (Chevrolet Volt) は、ゼネラルモーターズが2010年に2011年モデルとして発売した5ドアハッチバック型のレンジエクステンダー式電気自動車(シリーズ方式のプラグインハイブリッド車)である[1]。ヨーロッパではオペルブランドから外観を変えた姉妹車をオペル・アンペラ (Opel Ampera) として発売された。
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[編集] 概要
2009年8月、約98km/1リッターを記録したと主張している。ただし、ボルトに搭載されたバッテリーがあらかじめフル充電された状態での記録により、ほかの車との燃費を単純に比較する事はできない。アメリカ環境保護局の公的な調査ではガソリン使用量換算で1ガロンあたり93マイルとなり、日産・リーフの1ガロンあたり99マイルを下回る。
ボルトの充電は家庭用110V電源でおよそ8時間を要し、バッテリーがなくなったときにエンジンが始動し充電が行われるが、アメリカ環境保護局の調査によって、エンジンが走行用としても機能することが判明し、純粋な電気自動車ではないという意見もある[2]。2010年末にカリフォルニア州限定で発売が開始される。
製造はシボレー版、オペル版ともアメリカ合衆国ミシガン州ウォーレンの工場で行われる。2010年4月23日、オペル・アンペラの最初のプリプロダクションモデルが同工場をラインオフした[3]。
また、同日から開催された北京モーターショーではミニバン型の派生モデルであるシボレー・ボルトMPV5コンセプトが世界初公開された。
[編集] 公的機関での採用
[編集] ニューヨーク市
2011年7月、ニューヨーク市は他の20台の電気自動車と共に、50台のシボレー・ボルトを採用すると発表した[4]。調達された車両はニューヨーク市消防局やタクシー・リムジン委員会の公用車、ニューヨーク市警察のパトカーなどとして配備される。同市は過去にもハイブリッド車を調達しており、日産・アルティマ・ハイブリッドやトヨタ・プリウスがパトカーとして配備されたことがある。
今回調達される全ての車両は緊急性の無い任務(non-emergency duties)に使われる。警察ではTraffic Enforcement(交通指導隊)に配備され、Traffic Enforcement Agents(交通指導官)が使うという。[5]。ボルトの一部もここへの配備が決まっており、記者会見では「NYPD TRAFFIC」の文字が書かれた車両が公開された。この部署は駐車違反の取締りやレッカー移動などを専門に行っており、専ら緊急対応に備えるパトロール局分署警ら課や交通局ハイウェイパトロール、刑事局分署刑事分隊などとは異なる。但し市警察の規定に沿って、警光灯やサイレンなど緊急自動車として必要な装備は付く。これは同隊に配属されている他の車両も同様である。
[編集] リチウム電池の欠陥
2012年1月5日、搭載されているリチウムイオン電池(韓国LG電子製)が発火する恐れがあるとして、米国で販売した電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を無償で改修すると発表した。同社は「自主的な措置で、リコール(回収・無償修理)ではない」としている。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 二玄社 CARGRAPHIC 2010年2月号より
- ^ 燃費性能、日産「リーフ」に軍配 GM「ボルト」上回る
- ^ “First Pre-Production 2012 Opel Ampera EV Rolls off the Line”. Carscoop (2010年4月26日). 2010年4月27日閲覧。
- ^ NYC fleet adds 70 plug-in vehicles, including Chevy Volt cop cars(ニューヨーク市、70台のプラグイン車を公用車に。シボレー・ボルトのパトカーも)
- ^ ニューヨーク市の報道発表