シビル・バンマー

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シビル・バンマー
Fed Cup Group I 2011 Europe Africa day 1 Sybille Bammer 005 (cropped).jpg
シビル・バンマー
基本情報
ラテン文字名 Sybille Bammer
国籍 オーストリアの旗 オーストリア
出身地 同・リンツ
生年月日 1980年4月27日(33歳)
身長 174cm
体重 63kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1997年
引退年 2011年
ツアー通算 2勝
シングルス 2勝
ダブルス 0勝
生涯通算成績 394勝429敗
シングルス 363勝338敗
ダブルス 31勝91敗
生涯獲得賞金 $2,108,725
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2006)
全仏 4回戦(2007)
全英 3回戦(2006)
全米 ベスト8(2008)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2006-08・11)
全仏 2回戦(2006)
全英 1回戦(2006-09)
全米 1回戦(2006-09)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 19位(2007年12月17日)
ダブルス 236位(2007年1月15日)
2011年7月18日現在

シビル・バンマーSybille Bammer, 1980年4月27日 - )は、オーストリアリンツ出身の女子プロテニス選手。彼女は25歳で4大大会にデビューした遅咲きタイプの選手で、WTAツアーでシングルス2勝を挙げた。1人の娘を持つ“ママさん選手”として活動していた。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。世界ランキング自己最高位は19位(2007年12月)。

来歴[編集]

バンマーは母親の勧めで11歳からテニスを始め、1997年にプロ入りした。2000年ウィンブルドンで4大大会の予選会に初挑戦したが、この予選会の1回戦で日本浅越しのぶに敗れたことがある。翌2001年、バンマーは娘を出産した。2003年に女子テニス国別対抗戦・フェドカップオーストリア代表選手に初選出される。2003年全豪オープンから4大大会予選会にも再挑戦を始めるが、なかなか本戦出場に手が届かず、ようやく2005年全米オープンで初めての本戦出場を果たした。(予選会は、3試合を勝ち抜かないと本戦出場権を得られない。)25歳にして4大大会本戦初出場を決めたバンマーは、この大会では1回戦で止まったが、これを契機にキャリアを開花させていく。

2006年、バンマーは全豪オープンウィンブルドンの2大会で3回戦に勝ち進み、フェド杯にも2年ぶり3度目の出場をしたが、「ワールドグループ」準々決勝で出場3試合すべてを落としてしまう。2007年に入り、全豪オープンでは1回戦で第12シードのアンナ・チャクベタゼロシア)に敗れたが、2月第2週のタイパタヤ大会で活躍する。バンマーは初進出の決勝でヒセラ・ドゥルコアルゼンチン)を 7-5, 3-6, 7-5 で破り、26歳10ヶ月でツアー初優勝を果たした。これで勢いに乗ったバンマーは、3月前半のインディアンウェルズ・マスターズスベトラーナ・クズネツォワロシア)との準決勝に勝ち上がり、4大大会に次ぐ大規模な大会で初めての好成績を出した。5月末開幕の全仏オープンで初めて「第20シード」を与えられ、第1シードのジュスティーヌ・エナンとの4回戦まで進出する。全米オープンでも4回戦に進み、第3シードのエレナ・ヤンコビッチセルビア)に 4-6, 6-4, 1-6 で敗れた。

2008年北京五輪で、バンマーは初めてオリンピックのオーストリア代表選手に選ばれ、女子シングルス準々決勝まで勝ち進んだ。この試合では第9シードのベラ・ズボナレワロシア)に 3-6, 6-3, 3-6 で敗れた。オリンピック終了後の全米オープンで、バンマーは初めてのベスト8に進出し、4大大会自己最高成績を出した。準々決勝では第2シードのエレナ・ヤンコビッチに 1-6, 4-6 でストレート負けした。オーストリアの女子選手が4大大会シングルスのベスト8に残ったのは、1999年全米オープンバルバラ・シェット以来9年ぶりだった。2009年7月中旬の「ECMプラハ・オープン」決勝で、バンマーはフランチェスカ・スキアボーネイタリア)を 7-6(4), 6-2 で破り、2年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

バンマーは2011年7月、地元で開催されたガシュタイン女子を最後に31歳で現役を引退した[1]

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 2回 (2勝0敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2007年2月11日 タイの旗 パタヤ ハード アルゼンチンの旗 ヒセラ・ドゥルコ 7–5, 3–6, 7–5
優勝 2. 2009年7月19日 チェコの旗 プラハ クレー イタリアの旗 フランチェスカ・スキアボーネ 7–6(4), 6–2

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 通算成績
全豪オープン A A A LQ LQ LQ 3R 1R 2R 1R 2R 1R 4–6
全仏オープン A A A LQ LQ LQ 1R 4R 1R 2R 2R 1R 5–6
ウィンブルドン LQ A A LQ LQ LQ 3R 2R 2R 1R 1R 1R 4–6
全米オープン LQ A A A LQ 1R 2R 4R QF 1R 2R A 9–6

脚注[編集]

外部リンク[編集]