シナノキ

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?シナノキ

シナノキ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: アオイ目 Malvales
: シナノキ科 Tiliaceae
: シナノキ属 Tilia
: シナノキ T. japonica
学名
Tilia japonica (Miq.) Simonk.
和名
シナノキ
英名
Japanese Lime

シナノキ(榀、科の木、級の木、学名:Tilia japonica)、はシナノキ科シナノキ属の落葉高木。

目次

[編集] 特徴

九州から北海道までの山地に分布する。幹の直径は1m、樹高は20m以上になる。樹皮は暗褐色で表面は薄い鱗片状で縦に浅く裂けやすい。葉は互生し、長さ6-9cm、幅5-6cmで先のとがった左右非対称の心型。周囲には鋸状歯がある。春には鮮やかな緑色をしているが、秋には黄色に紅葉する。

初夏に淡黄色の小さな花をつける。花は集散花序で花柄が分枝して下に垂れ下がる。花序の柄には苞葉をつける。果実はほぼ球形で、秋になって熟すと花序とともに落ちる。

長野県の古名である信濃は、古くは「科野」と記したが、シナノキを多く産出したからだといわれている。

シナノキの葉と樹皮

シナノキは日本特産種だが、シナノキ属(ボダイジュの仲間)はヨーロッパからアジア、アメリカ大陸にかけての冷温帯に広く分布している。スウェーデン国王アドルフ・フレデリック1757年に、「分類学の父」と呼ばれる植物学者カール・フォン・リンネを貴族に叙した際に、姓としてフォン・リンネを与えたが、リンネとはシナノキ(セイヨウボダイジュ)のことであり、これはリンネの家族が育てていたシナノキ (sv:Linnagård) に由来するものである。

[編集] 利用

樹皮は「シナ皮」とよばれ、繊維が強く主にロープの材料とされてきたが、近年合成繊維のロープが普及したため、あまり使われなくなった。大型の船舶の一部では未だに使用しているものがある。 1990年代頃から、地球環境を見直す意味でなどと共にロープなどへの利用が見直されている。

古くは木の皮の繊維で布を織り衣服なども作られた。アイヌは衣類など織物を作るためにシナノキの繊維を使った。現在でもインテリア小物などの材料に使われる事もある。

木部は白く年輪が不明瞭で、柔らかく加工しやすいが耐久性に劣る。合板割箸マッチの軸、鉛筆材、アイスクリームのへら、木彫りの民芸品などに利用される。

また、花からは良質のが採取できるので、花の時期には養蜂家がこの木の多い森にて採蜜を営む。

[編集] シンボルなど

[編集] 関連項目

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