シト・カルバー

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シト・カルバー
Cito Culver
クリバーン・レイルローダーズ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ロチェスター
生年月日 (1992-09-26) 1992年9月26日(31歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手, 三塁手, 二塁手
プロ入り 2010年 ドラフト1巡目(全体32位)でニューヨーク・ヤンキースから指名
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・S・カルバーChristopher S. "Cito" Culver, 1992年8月26日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター出身のプロ野球選手遊撃手)。右投右打。北米独立リーグであるアメリカン・アソシエーションクリバーン・レイルローダーズ英語版所属。

経歴[編集]

プロ入りとヤンキース傘下時代[編集]

2010年、MLBドラフト1巡目(全体32位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、6月18日に契約[1]。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースで41試合に出場し、打率.269、2本塁打、18打点、6盗塁の成績だった[2]。8月にA-級スタテンアイランド・ヤンキースへ昇格。15試合に出場した。

2011年はA-級スタテンアイランドで69試合に出場し、打率.250、2本塁打、33打点、10盗塁の成績だった[2]

2012年はA級チャールストン・リバードッグスで122試合に出場し、打率.215、2本塁打、40打点、22盗塁の成績だった[2]

2013年はメジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加した[2]。開幕後はA級チャールストンで104試合に出場し、打率.232、8本塁打、29打点、13盗塁の成績だった[2]。8月13日にA+級タンパ・ヤンキースへ昇格。16試合に出場し、打率.355、1本塁打、5打点の成績だった[2]

2014年はA+級タンパで132試合に出場し、打率.220、5本塁打、48打点、12盗塁の成績だった[2]

2015年はスプリングトレーニングに参加。AA級トレントン・サンダーで開幕を迎え、80試合に出場。打率.194と低調だったが、7月25日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ昇格。2試合に出場したが、5打数1安打に終わり、7月28日にAA級トレントンへ降格。降格後も25試合で打率.214と結果を残せなかった。9月1日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ再昇格。昇格後のAAA級では6試合に出場し、打率.350、3打点だった。

2016年はAA級トレントンで93試合、AAA級スクラントン・ウィルクスバリで24試合、合計で117試合に出場し、打率.223、12本塁打、打点、2盗塁の成績だった[2]

2017年はAAA級スクラントン・ウィルクスバリで103試合に出場し、打率.254、4本塁打、51打点、1盗塁の成績だった[2]。オフの11月6日にFAとなった[2]

マーリンズ傘下時代[編集]

2018年2月8日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[2]。AAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスで67試合に出場したが、打率.219、4本塁打、24打点という成績に終わった。オフの11月2日にFAとなった。

独立リーグ時代[編集]

2019年カナディアン・アメリカン・リーグロックランド・ボールダーズと契約。シーズン途中にウェイバー公示を経て同リーグのサセックスカウンティ・マイナーズ英語版 に移籍。

2020年はこの年からフロンティアリーグに加盟したサセックスカウンティ・マイナーズ[注 1]と、アメリカン・アソシエーションファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスに所属した。

2021年もサセックスカウンティに所属[3]。95試合に出場して打率.275、7本塁打、45打点を記録した。

2022年もサセックスカウンティで50試合に出場したが、打率.196、2本塁打、18打点と苦戦した。7月18日にウェイバー公示を経てフロンティアリーグのトリシティ・バレーキャッツ英語版に移籍。トリシティでは37試合に出場し、打率.329、6本塁打、18打点、3盗塁を記録した。

2023年はトリシティで95試合に出場し、打率.299、12本塁打、53打点、15盗塁を記録した。また10月にはベースボール・ユナイテッドのドラフトでムンバイ・コブラスから指名された[4]。11月17日にアメリカン・アソシエーションクリバーン・レイルローダーズ英語版にトレード移籍した[5]

人物[編集]

好きな野球チームはニューヨーク・ヤンキースで、好きな選手の一人に自身と同じ高卒でヤンキースに1巡目指名された遊撃手のデレク・ジーターを挙げている[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、2020年はフロンティアリーグが開催中止となったため、チームは代替として一時的に結成された独立リーグであるオールアメリカン・ベースボール・チャレンジ英語版に参加。

出典[編集]

  1. ^ a b Yankees sign 2010 first-round pick Cito Culver”. MLB.com Yankees Press Release (2010年6月18日). 2014年2月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k MLB公式プロフィール参照。2024年4月21日参照。
  3. ^ WELCOME BACK: CITO CULVER”. Sussex County Miners (2021年4月12日). 2021年10月10日閲覧。
  4. ^ Deepa Ramasubramanian (2023年10月28日). “Mumbai Cobras' inaugural draft picks for Baseball United”. The Bridge - Home of Indian Sports. 2024年4月21日閲覧。
  5. ^ RAILROADERS HEAD INTO NEW YEAR WITH IMPRESSIVE START TO 2024 ROSTER”. Cleburne Railroaders (2023年12月29日). 2024年4月21日閲覧。

外部リンク[編集]