シトロエン・アミ
| シトロエン・アミ | |
|---|---|
|
アミ6
アミ6 リア
アミ8
|
|
| 販売期間 | 1961年 - 1976年 |
| 乗車定員 | 4人 |
| ボディタイプ | 4ドア セダン 5ドア ワゴン |
| エンジン | 空冷水平対向2気筒602cc 空冷水平対向4気筒1,015cc |
| 変速機 | 4速MT |
| 駆動方式 | FF |
| サスペンション | 前:独立 リーディングアーム コイル 前後輪関連懸架 後:独立 トレーリングアーム コイル 前後輪関連懸架 |
| 全長 | 3,865mm(1963年アミ6) |
| 全幅 | 1,520mm |
| 全高 | 1,485mm |
| ホイールベース | 2,390mm |
| 車両重量 | 640kg |
| 最高速度 | 105km/h |
| 後継 | シトロエン・ヴィザ |
| -自動車のスペック表- | |
アミ(Ami )は、フランスの自動車メーカー・シトロエンが1961年から1976年まで生産した小型大衆車。
目次 |
概要 [編集]
アミはフランス語で「友達」の意味。2CVの上級版として、ID/DSの間の大きな車格ギャップを埋める役割を期待されて誕生し、17年間で1,840,396台が生産された。 400万台目のシトロエン前輪駆動車は、くしくもアミ6サルーンであり、1965年4月30日Renues-la-Janais工場のラインを離れた。
歴史 [編集]
第二次世界大戦後のフランス社会の混乱が収束し、社会に余裕が出てくると、戦後復興期のフランス大衆の足となった2CVやルノー・4CVより1クラス上級の大衆車が必要となってきた。こうして登場したのがともに1961年デビューのルノー・4とアミ6である。 アミは機構的には2CVの発展型であるが、当時のチーフデザイナー・フラミニオ・ベルトーニによる大型化されたボディ(4ドアセダン(ベルリーヌ)と5ドアワゴン(ブレーク)があった)に対応して、空冷水平対向2気筒OHVエンジンは602ccまで拡大され、2CVよりはやや余裕のある動力性能を得ている。
アミ6 [編集]
アミ6のデザインは、当時まだ珍しかった矩形ヘッドランプ、米欧のフォード系各社が採用して流行していたクリフカットデザインのキャビン、ボディサイドのプレスラインなどであった。アミのスタイリングを手がけたベルトーニは1964年に死去したため、アミ6が彼のデザインした最後のシトロエン市販車となった。
アミ8 [編集]
1969年にはフランスのコーチビルダー・ユーリエがベルリーヌのルーフラインを翌年にデビューするシトロエン・GS風のファーストバックに手直しし、フロントエンドもやや一般受けするものに改めたアミ8に発展した。2CV同様にサスペンションは前後関連懸架であるが、トーションバー・スプリングが追加された。
アミ・スーパー [編集]
1973年にはGS用の空冷水平対向4気筒SOHC 1,015ccエンジン付きのアミ・スーパーが追加された。 アミ8との外観上の違いは少なく、僅かにグリル下にエアー・インテイクが追加され、左側前フェンダーに「アミ・スーパー」のバッチがあるのみである。
ステアリングハンドル、内装特にシートはGSと全く同等になった。アミ6、アミ8の602ccエンジンは35HPでしかなかったが、1,015ccエンジンは61HPであったから性能は飛躍的に向上し、シャシーも強化された。
前輪ブレーキは大型化しGS1220タイプとなり、サスペンションも2CV系のままでは限界に達したので強化型コイルスプリング・前後の油圧ダンパー・アンチロールバーが追加され、前後懸架の関連(サスペンションシリンダーの可動性)は最小限になった。 性能面で飛躍的に強化されたアミ・スーパーは、価格面でGSと変わりないまでになったので売れ行きはあまり芳しくなく、1973 - 1976年までに3年間に約44,820台が生産されたに留まった。
1976年に生産中止され、シトロエン・ヴィザに後を譲った。日本へも代理店の日仏自動車・西欧自動車によって少数ながら輸入されたが、保安基準に適合できなくなり1970年頃を最後に輸入は途絶した。
外部リンク [編集]