フォーキノ (沿海地方)

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座標: 北緯42度58分 東経132度24分 / 北緯42.967度 東経132.400度 / 42.967; 132.400

市章

フォーキノロシア語: Фо́кино フォーキナシコトヴォ17 (Шкотово-17)、チホオケアンスキー (Тихоокеанский)とも)はロシア連邦沿海地方シコトヴォ地区の閉鎖都市ピョートル大帝湾沿いのウラジオストクナホトカの間に位置する。人口26,457人(2002 年)[1]。市外局番42-339。

ピョートル大帝湾内の東側にあるアブレーク湾に面している。ウラジオストクからは南東へ45km。12km南西にある村・ドゥナイ(Дунай)、および14km南にある村・プチャーチン(Путятин)はフォーキノ市の管轄下にある。

太平洋艦隊の基地があるため、外国人は入域に特別な許可を要するが、領域内の観光地であるプチャーチン島アスコリド島については不要であり、周囲の海域の独特な自然環境を観光資源として毎年2000人以上の観光者がある。プチャーチン島には2400人程の住民がおり、海産物の漁獲と加工、ミンクアクシスジカの養殖を主な産業とする。

アスコリド島には定住者はなく、本土との定期航路もないことから観光客も稀で、1995年までは保留地とされ商業活動が許されていなかった。同島には何十トンもの埋蔵量のがあると推定されている。

歴史[編集]

現在のフォーキノの場所には、1891年にプロミスロフカの村が建てられた。より外洋に近いドゥナイの村は1907年に中央ヨーロッパからの移民が建設し、ダニューブ川にちなんで名づけられた。

プロミスロフカは1958年都市型集落(町)となり、近くにあった海軍軍人の住宅地チホオケアンスキーも1963年に都市型集落となった。両方の町は大きくなり1980年10月4日に併合して市となった。海軍基地の町としての性格から立ち入りが厳しく制限された閉鎖都市となり、公式には「シコトヴォ17」というコードネームで呼ばれていた。同時期、同市の管轄下にあったドゥナイは「シトコヴォ22」、プチャーチンは「シトコヴォ26」と呼ばれていた。1994年からコードネームに代わり、「フォーキノ」の名が正式に使われるようになった。

外部リンク[編集]