シガトキシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Ciguatoxin
シガトキシン3Cの構造
別名 シガトキシン、CTX1B
分子式 C60H86O19
分子量 1111 g/mol
CAS登録番号 [11050-21-8]

シガトキシン (Ciguatoxin) C60H86O19シガテラ食中毒の原因物質のひとつ。非常に強い神経。ある種の藻類有毒渦鞭毛藻)がつくり魚類に蓄積される。毒性はテトロドトキシンとは逆で、シガトキシンがナトリウム透過性を高めることによる。ポリケチド経路によって生合成され、中員環を含む多数のエーテル環が連結した特異な構造を持つ。

なお、一部の赤痢菌が産生するシガトキシン(Shigatoxin、志賀毒素)については、ベロ毒素(=志賀毒素)の項を参照。Shigatoxin と、右上に示された構造を持つシガトキシン(Ciguatoxin)は全く別の物質である。

シガトキシン (CTX) には数多くの類縁体が存在するが、一般的にシガトキシンとはCTX1Bを指す。

2001年に平間正博らの研究グループにより、シガトキシンの全合成が初めて報告された[1][2]

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  1. ^ Hirama, M. Chem. Rec. 2005, 5, 240-250. DOI: 10.1002/tcr.20049
  2. ^ Hirama, M.; Oishi, T.; Uehara, H.; Inoue, M.; Maruyama, M.; Oguri, H.; Satake, M. Science 2001, 294, 1904-1907. DOI: 10.1126/science.1065757


他の言語