シカゴ大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
シカゴ大学
校訓 Crescat scientia; vita excolatur (ラテン語)
創立 1890
学校種別 私立男女共学の特定宗教と無関係
大学暦 四半期
運営資金 US $5.578 billion[1]
学長 ロバート・ジマー
教職員 2,168[2]
職員 14,772 (including employees of the シカゴ大学メディカル・センター)[2]
学部生 5,134[3]
大学院生 10,304[3]
所在地 イリノイ州シカゴ
キャンパス 都市, 211 acres (85 ha)[2]
スクールカラー Maroon      White     [4]
愛称 マルーンズ
マスコット フェニックス
運動競技 NCAA Division III UAA
所属提携

アメリカ大学協会

Committee on Institutional Cooperation
ノーベル賞受賞者 84[5]
ウェブサイト www.uchicago.edu
テンプレートを表示

シカゴ大学The University of Chicago)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市にある私立大学。世界でトップレベルといわれる大学の一つ。 設立当初から研究に重点が置かれており、ノーベル賞受賞者を多数輩出している。特に経済学の分野では新古典派の拠点の一つとして知られており、同校の卒業生である「シカゴ学派」はしばしば政策立案や遂行に登用されている。大学のモットーは、"Crescat scientia; vita excolatur (知識を創出し人類の生活を啓発せよ)".

キャンパス[編集]

シカゴ大学

シカゴ大学のキャンパスは、シカゴ中心部郊外から南に約11km、ハイドパーク地区とウッドローン地区の間に位置する。キャンパスの南部には1893年に行われたシカゴ万国博覧会の会場、ミッドウェー・プレサンスが横断しており、その北側にキャンパスの大部分が集中している。建造物の多くは19世紀後半に石灰岩ゴシック・リヴァイヴァル建築を採用して建てたもので、キャンパス中心部のデザインには、オックスフォード大学や、ケンブリッジ大学のそれを模倣されたものが多くある。初夏のキャンパスには、夕べに、蛍が飛び交う。

近年、総額20億ドルにものぼる計画により、ジェラルド・ラトナー・アスレティクス・センター(プール、ジム等完備の体育館)、マックス・パレフスキー・レジデンシャル・コモンズ(学生寮)等の施設が建設された。中でもジェラルド・ラトナー・アスレティクス・センターは、アルゼンチンの著名な建築家シーザー・ペリによってデザインされている。

また、シカゴ大学が保有するヤーキス天文台は、世界最大の屈折望遠鏡であり、銀河系が渦巻構造であることがここで初めて確認された。

歴史[編集]

アイヴィー・リーグの一校であるブラウン大学に同名の息子を送った資産家のジョン・D・ロックフェラーが「中西部にもブラウンの様な卓越した学問の場が必要」と莫大な資金提供をし1890年設立した。初代学長ウィリアム・ハーパーは1906年に、49歳で在職死するまで学長をつとめ、大学の基礎を築いた。

マンハッタン計画においては、グレン・シーボーグ率いる化学者らが、シカゴ大学において、当時製造されて間もなかったプルトニウムの研究を行った。1942年12月2日には、エンリコ・フェルミ率いる科学者のチームが、世界初の核反応実験に成功した。

その他にも、放射性炭素年代測定法の開発、ジェット気流の発見、レム睡眠の発見、ユーリー-ミラーの実験の実施、ベトナム戦争にて用いられた枯葉剤の発明等がシカゴ大学で行われた。

2007年には、匿名で1億ドルにのぼる寄付が贈られ、これは学生の奨学金の補てんに使われる見通しである。

評価[編集]

Harper Midway Chicago.jpg

ノーベル賞受賞者を87名輩出[1]しており世界で最も評価が高い大学の一つである。 2009年Times Higher Education-QS World University Rankingsで7位。 シカゴ学派で有名な経済学2008年米U.S. News & World Report誌で全米1位。 更に、ビジネススクール(Booth)も2008年米BusinessWeek誌で全米1位。 ロー・スクールはJ.Dが2011年米U.S. News & World Report誌で全米5位、LL.Mが2011年のAUAP LL.M Rankings©で11位。 学部でもシカゴ大学は米U.S. News & World Report誌の"America's Best Colleges 2013"で全米4位にランクされている。その他にも、政治学全米7位、社会政策学全米3位、数学全米TOP5、神学全米1位、メディカル・スクール米U.S. News & World Report誌全米13位、シカゴ大学病院は2007年News & World Report誌 全米病院ランキング17位。

[2] [3][4][5][6]

なお、マッキンゼー・アンド・カンパニーオラクル、Baker & McKenzie、ボストン・コンサルティング・グループ日本支社、ゴールドマン・サックス日本支社といった企業がシカゴ大学の卒業生によって設立されており、企業家の卵としての側面も持っている。

シカゴ大学出版局で出版されているシカゴ・マニュアル・オブ・スタイル(通称「シカゴ・マニュアル」、CMOS)は、学術論文を始め、アメリカ英語での表記規則として出版業界で広く採用されている。

関係者[編集]

かつて所属した学生、教授、研究者をすべて考慮すると、シカゴ大学は総勢87名のノーベル賞受賞者を輩出している。

日本人関係者[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ As of July 9, 2010. Office of Investments”. University of Chicago. 2010年7月9日閲覧。
  2. ^ a b c Facts for Journalists”. University of Chicago News Office. 2009年8月30日閲覧。
  3. ^ a b The College Facts”. 2010年9月13日閲覧。
  4. ^ Traditions”. University of Chicago Office of College Admissions. 2009年9月10日閲覧。
  5. ^ University of Chicago Nobel Laureates, University of Chicago Nobel Laureates

外部リンク[編集]

座標: 北緯41度47分23秒 西経87度35分59秒 / 北緯41.78972度 西経87.59972度 / 41.78972; -87.59972