シェーオルメン級潜水艦

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シェーオルメン級(A-12型)潜水艦
R.S.S. Chieftain.jpg
艦級概観
艦種 通常動力型潜水艦
運用者  スウェーデン海軍
 シンガポール海軍
艦名
建造期間
就役期間 スウェーデンの旗 1969年 - 1996年
シンガポールの旗 2000年 - 現在
同型艦 5隻
前級 ドラケン級潜水艦
次級 ネッケン級(A-14型)潜水艦
性能諸元
排水量 水上:1,125t
水中:1,400t
全長 51m
全幅 6.1m
喫水 5.8m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
SEMT ピルスティクディーゼル発電機 2基
ASEA電動機 1基
最大速力 浮上時: 15 kn (28 km/h; 17 mph)
潜航時: 20 kn (37 km/h; 23 mph)
航続距離
乗員 23名
兵装 533mm魚雷発射管 4門
400mm魚雷発射管 2門
魚雷 18発
試験航行中のRSSチャレンジャー

シェーオルメン級潜水艦(スウェーデン語: Sjöormenklass, A-12型)は、スウェーデン海軍が運用していた潜水艦の艦級の一つ。現在、全艦が退役して、シンガポール海軍に売却されている。

本級は1960年代末にアメリカ海軍アルバコアなどを参考に静粛性や運動性を設計・建造され、速度が同時代の潜水艦に比べて速く現在の通常動力型潜水艦と比較しても遜色無いのも特徴である。当時としては斬新な試みであるX型舵反射波低減タイル等を備えていた。潜航速度と航続距離はこの当時の通常動力型潜水艦としては抜きん出ていた。

可潜深度は150mであまりなかったが、運用されていたのが水深の浅いバルト海であったので、特に問題とはならなかったと考えられる。 1996年にシンガポールに5隻売却され1990年代末にコックムスで近代化改修された。南洋での運用の為に多くの改造が必要とされた。空調設備の強化や海洋生物対策、配管の腐食を防ぐ対策等が施された。 シンガポール海軍では、5隻のうち、4隻をチャレンジャー級潜水艦として就役させ、1隻(「ショーヘステン」)を部品取り用として確保している。

同型艦[編集]

 スウェーデン海軍  シンガポール海軍
艦名 造船所 進水 就役 再就役 艦名
シェーオルメン
HMS Sjöormen
コックムス 1967年
1月25日
1968年
7月31日
2000年 センチュリオン
RSS Centurion
ショーレヨネット
HMS Sjölejonet
1967年
6月29日
1968年
12月16日
2000年
7月
コンカラー
RSS Conqueror
ショービョルネン
HMS Sjöbjörnen
カールスクルーナ
海軍造船所
1968年
1月9日
1969年
2月28日
1998年 チャレンジャー
RSS Challenger
ショーフンデン
HMS Sjöhunden
コックムス 1968年
3月21日
1969年
6月25日
2002年
8月
チーフテン
RSS Chieftain
ショーヘステン
HMS Sjöhästen
カールスクルーナ
海軍造船所
1968年
8月6日
1969年
9月15日
1995年にシンガポールへ売却され
予備部品として使用される

出典[編集]

注記
文献
  • Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995

外部リンク[編集]