シアールコート

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シアールコート
سیالکوٹ
Sialkot
位置
パキスタン内のシアールコートの位置の位置図
パキスタン内のシアールコートの位置
座標 : 北緯32度30分19秒 東経74度32分3秒 / 北緯32.50528度 東経74.53417度 / 32.50528; 74.53417
行政
パキスタンの旗 パキスタン
  パンジャーブ州
 県 シアールコート県英語版
 市 シアールコート
Nazim Muhammad Akmal Cheema
地理
面積  
  市域 3,016km2
標高 256m
人口
人口 (2009年現在)
  市域 502,721人
その他
等時帯 パキスタン標準時 (UTC+5
郵便番号 51310
市外局番 (+92) 052

シアールコートウルドゥー語: سیالکوٹ‎,英語: Sialkot)は、パキスタンパンジャーブ州の都市である。シアールコート県英語版の県都である。パキスタン北東部に位置する。チェナーブ川英語版(Chenab River)の近くに位置する。

歴史[編集]

1797年から1810年にかけて、シク王国ランジート・シングが占領した。

第2次シク戦争英語版の結果、1849年シク王国イギリスに併合され、シアールコートも併合された。

サッカーボールの町[編集]

手縫いのサッカーボールの世界的な生産地であり、生産されたボールはサプライヤーから各国のスポーツメーカーに納められる。生産地としての世界シェアは75%程度に達したこともある。

サッカーボールの生産は、長らく児童労働により支えられてきたが、1996年ILOの報告書により問題視され、児童労働の転換が進んだ。その過程で安価な中国製製品と競合が進みシェアを落としたものの、主要生産地の座は揺らぐことなかった。

2012年ロンドンオリンピックでは、シアールコートで生産されたボール(現地のサプライヤーがアディダスに納めた製品)が採用されている[1]。2010年代にはいるとボールの精度を高めるため、シアールコートが誇る職人技の「縫い」の工程を経ない製品も出現したが、生産地としての存在は揺るぎなく新工程にも対応。2014年サッカーワールドカップブラジル大会では、シアールコートのフォワードスポーツ工場の職人が溶接したボール(ブラズーカ)が公式球として使われる[2]

交通[編集]

  • シアールコート国際空港(Sialkot International Airport)

出典[編集]

  1. ^ “【アジアンスタイル】パキスタン・誇りのサッカーボール五輪へ”. SANKEI Express (産経新聞社). (2012年3月6日). http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/548357/ 2012年4月29日閲覧。 
  2. ^ “W杯公式球「ブラズーカ」を作るパキスタンの女性作業員たち”. AFPBBNews (フランス通信社). (2013年6月8日). http://www.afpbb.com/articles/-/3016957?ctm_campaign=photo_topics 2014年6月8日閲覧。 

外部リンク[編集]