ザ・シールド (プロレス)

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The Shield
左からレインズ、アンブローズ、ローリンズ
ステーブル
メンバー ディーン・アンブローズ
セス・ローリンズ
ローマン・レインズ
合計体重 707 lb (321 kg)
デビュー 2012年11月18日(サバイバー・シリーズ)
解散 2014年6月2日

ザ・シールド(The Shield)はアメリカ合衆国プロレス団体WWEで活動するプロレスラーのユニットである。

メンバー[編集]

J SPORTSでの日本語字幕はセス・ロリンズとなっている

※J SPORTSでの日本語字幕はロマン・レインズとなっている。

来歴[編集]

入場シーン

NXT所属であったアンブローズローリンズレインズによって結成された。また結成以前にトリプルスレッドで対戦したことがある。

2012年11月に行われたサバイバー・シリーズでは、WWE王者であるCMパンクジョン・シナライバックトリプルスレットマッチが行われた。試合の最中、突如として警備員の制服を着たアンブローズ、ローリンズ、レインズがライバックを強襲し、その隙にCMパンクはシナからフォールを奪い、王座の防衛に成功した。さらに翌日のRAWにおいても、ライバックに奇襲をかけた。翌週のRAWではインタビューに対し、CMパンクやポール・ヘイマンとは無関係であること、自分たちはWWEにおける不義を正す存在であることを述べ、正義の盾(The shield of justice)を自認し、ユニット名をザ・シールドとした[1]。彼らはライバックを襲った理由について、CMパンクがライバックに前回PPVのヘル・イン・ア・セルで既に勝利しているにもかかわらず王座戦を行わされたことや、祝勝会を妨害したことが不義にあたるためだと説明[1]。その後、怪我をしているCMパンクと戦うケインやその助けに来たダニエル・ブライアン、CMパンクを馬鹿にするザ・ミズを攻撃の対象とした。また、前PPVでCMパンクの勝利に貢献したブラッド・マドックスと試合をしたランディ・オートンを連続で強襲し負傷させた(これはオートンが肩を負傷していたためのアングルである[2])。またそののち、すべてをパンクの王座を守ろうとするポール・ヘイマンの命で動いていたことが判明する。

その後、CMパンクの怪我を受けて、TLCにおいて、ライバック&チーム・ヘル・ノー(ケイン&ダニエル・ブライアン)対ザ・シールドの変則TLC戦ピンフォールタップアウトでのみ決着する)が執り行われることが決定した。試合では、1対1ではライバック達に押されるものの、数人がかりでは相手を圧倒する試合内容を見せる。最後はライバックを孤立させ、その隙にブライアンをフォールして、勝利を収めた。

TLC後のSmackDownでは、バックステージでレイ・ミステリオを襲い、また試合後のシン・カラを襲って両者を負傷させた(シン・カラが膝を故障していたことによるアングルである[3])。さらに、ブラッド・マドックスの対戦相手であるブローダス・クレイを強襲するなど、ベビーフェイスを襲うヒールチームとして縦横無尽に活躍し、ヒールとして人気を獲得。各番組での6人タッグマッチの機会が増え、レッスルマニア29等で勝利を挙げ続けている(6人タッグマッチを含めほぼ無敗)。 さらには、抗争の末に、エクストリーム・ルールズにおいてロリンズとレインズがタッグ王座、アンブローズがUS王座を獲得した。 2013年6月には初めて6人タッグ戦に敗れる(相手はブライアン、ケイン、オートン)も続く戦いで王座は防衛。 次いで、クリスチャンと、タッグ王座戦で戦うウーソズにも敗れるなど、様々な相手と抗争し、劣勢になることもあったが王座戦ではすべて反則含め(主にアンブローズ)防衛していた。

8月には権力者であるトリプルHの組織オーソリティー側につき、護衛隊とまで呼ばれたが、ストーリー上は彼らがHHHの命令で動いていたかどうかは明確にはなっていない。 その後、10月のRAWにてタッグ王座をローデス兄弟に奪われ、試合中やスキットなどで何度も不和の原因になるような事態が起きているが、結束は固く、チームワークで強敵からの勝利を重ねていく。また、11月のサバイバー・シリーズにおけるイリミネーション戦ではリアル・アメリカンズと組み、レインズ一人で4人の敵を破る健闘を見せ勝利している。 12月からはCMパンクとの抗争が始まる(HHHの命によるものではないかとストーリー上では推測されている)。PPVのTLCでは3対1のハンデ戦にもかかわらず破れてしまうが、その後何度も6人タッグ戦(パンクの仲間はウーソズ等)を行い連勝したり、それぞれパンクと1対1で試合をしたりしている。

徐々に仲間内で、口論や自身のエゴを主張するかのようなシーンが増え、ロイヤルランブルでは仲間同士で落としあったあげく最終的にレインズがロリンズとアンブローズをまとめて脱落させている[4]。その後、PPVWWEエリミネーション・チェンバーにて、ワイアット・ファミリーとの対戦し敗北すると、翌週以降ももめ事が続き、仲間割れ寸前になったが最終的に結束。

再結束後、ケインに合体パワーボムを見舞いオーソリティーと決別、4月のレッスルマニア30の翌日のRAWにて、オーソリティーメンバーがダニエル・ブライアンへ集団攻撃している所に救出に駆けつけベビーターン[5]エボリューションとの抗争を始め、PPVエクストリーム・ルールズでは勝利したものの、HHHの権力を利用したヒール勢からの攻撃などによりその後の戦いでは苦戦を強いられている。

6月のPPVWWEペイバックでもエボリューションに完全勝利した。しかし翌日6月2日のRAWにて、エボリューションとのスキッドの際突然セス・ローリンズが手にしていたイスでレインズ、アンブローズをめった打ちにすると、HHHの横に立ちオートンが2人をさらにいたぶる場面を傍観しHHH側に寝返った。

ローリンズの離脱後、レインズは空位になったWWE世界ヘビー級王座に目標にし、アンブローズはHHH側に寝返ったローリンズとの個人抗争に入ったためユニットとしての活動は縮小し、6月下旬では、実況陣が(ロリンズ以外に)元シールドと言ったり、解散したなどとも実況した。

入場曲[編集]

得意技[編集]

パワーボム
アンブローズローリンズが相手の脇に首を入れて持ち上げ、レインズが脚を抱えて、三人がかりで落とすパワーボムに移行する。実況ではトリプル・パワーボムと呼ばれることもある[7]。また、ローリンズが倒れる中、アンブローズが相手の背中を持ち上げ、レインズと2人でのパワーボムを行ったこともある[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b Dean Ambrose, Roman Reigns and Seth Rollins exclusive interview: Raw, Nov. 26, 2012 WWE.com (2012年11月26日) 2012年12月23日閲覧
  2. ^ Marc Middleton, Update On Randy Orton's Injury From WWE TTTT, Video Of The Shield Attack On SmackDown WrestlingInc.com (2012年12月15日) 2012年12月23日閲覧
  3. ^ Marc Middleton, Sin Cara Written Off Television, Santa Claus Is Coming To RAW WrestlingInc.com (2012年12月18日) 2012年12月23日閲覧
  4. ^ あくまで個人戦であるロイヤルランブルではユニットやタッグの仲間割れ自体は珍しいことではなく、事前の伏線が無ければロイヤルランブル戦での出来事が遺恨になることはないが、事前に仲間割れストーリーが展開している場合は、これをきっかけに仲間割れが拡大することがある。
  5. ^ ヒールユニットが仲間割れして一部のメンバーがベビーターンすることはよくあるが、ユニット丸ごとベビーターンすることはかなり珍しい
  6. ^ WWE: Special Op (The Shield) - Single by Jim Johnston”. iTunes. 2013年8月24日閲覧。
  7. ^ a b Big Nasty, WWE TLC 2012: The Shield Defeats Team Hell No and Ryback in WWE Debut Bleacher Report (2012年12月16日) 2012年12月23日閲覧