ザ・サバーブス

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ザ・サバーブス (The Suburbs)
アーケイド・ファイアスタジオ・アルバム
リリース 2010年8月2日 (US, UK)
2010年8月11日 (日本)
ジャンル オルタナティヴ・ロック
インディー・ロック
時間 64分7秒
レーベル マージ・レコード (US)
マーキュリー・レコード (UK)
ユニバーサル (日本)
プロデュース マーカス・ドラヴス,
アーケイド・ファイア
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
アーケイド・ファイア 年表
ネオン・バイブル
(2007年)
ザ・サバーブス
(2010年)
リフレクター
(2013年)
テンプレートを表示

ザ・サバーブス (The Suburbs) 』は、カナダロックバンドアーケイド・ファイアの3rdアルバム2010年の8月にマージ・レコードからリリースされ、アイルランド・アルバムチャートでの1位獲得を皮切りに全英チャートビルボード、そしてホームグラウンドであるカナダ他、各国のチャートを制覇した。また、ビルボードの1位獲得は、同レーベルからリリースされた作品としては初の快挙となる[1]

本作は第53回グラミー賞で最優秀オルタナティヴ・アルバムにノミネートされ、またアルバム中の楽曲「レディ・トゥ・スタート」も最優秀ロック・パフォーマンス(デュオ/グループ)にノミネートされた他、主要部門の一つである年間最優秀アルバムへのノミネートにおいては、見事受賞の栄冠に輝くこととなった。

概要[編集]

リード・トラック及びアルバムのタイトルともなっている「The Suburbs (郊外) 」は、直接には過去ウィンが制作を空想していたSF映画に由来する[2]。それに付帯して、当時の郊外での生活、友人との関わり合いの記憶やフィーリングといったものがインスピレーションとして機能しているが、しかし過去に対しての単なる憧憬ではなく、あくまで"今"を立脚点としながらリアリスティックに捉える視点が、アルバム全体のコンテクストを決定づけている[3]

批評家筋からは全体的に好意的な評価を得ており、BBCのマイク・ダイヴァーによる「本作は彼らにとっての『OK コンピューター』に相当する到達点とも言えるだろう。しかしおそらくは、それよりもっと素晴らしいものなのだ (You could call it their OK Computer. But it’s arguably better than that.) [4]」といった評が(内容の当否はともかくとして)その最たるものとなっている。日本国内でも「rockin'on」誌や「CROSSBEAT」誌で2010年ベスト・アルバムとして、それぞれ1位[5]と2位[6]に推されるなど、ポジティブな反応を得ている。

本作では、2005年にV2ジャパン/コロムビアからリリースされた『フューネラル』(2011年時点で日本国内盤廃盤)以来となる、歌詞対訳と解説の付属した日本国内流通盤がリリースされている。また海外盤にはそれぞれ異なる写真を用いた8種類のジャケットが存在する(参考)。

収録曲[編集]

  1. ザ・サバーブス / "The Suburbs" - 5:14
  2. レディ・トゥ・スタート / "Ready to Start" - 4:15
  3. モダン・マン / "Modern Man" - 4:39
  4. ロココ / "Rococo" - 3:56
  5. エンプティ・ルーム / "Empty Room" - 2:51
  6. シティ・ウィズ・ノー・チルドレン / "City with No Children" - 3:11
  7. ハーフ・ライトⅠ / "Half Light I" 4:13
  8. ハーフ・ライトⅡ (ノー・セレブレーション) / "Half Light II (No Celebration)" - 4:25
  9. サバーバン・ウォー / "Suburban War" - 4:45
  10. マンス・オブ・メイ / "Month of May" - 3:50
  11. ウェイステッド・アワーズ / "Wasted Hours" - 3:20
  12. ディープ・ブルー / "Deep Blue" - 4:28
  13. ウィー・ユーズド・トゥ・ウェイト / "We Used to Wait" - 5:01
  14. スプロールⅠ (フラットランド) / "Sprawl I (Flatland)" - 2:54
  15. スプロールⅡ (マウンテンズ・ビヨンド・マウンテンズ) / "Sprawl II (Mountains Beyond Mountains)" - 5:25
  16. ザ・サバーブス (コンティニュード) / "The Suburbs (continued)" - 1:27

脚注[編集]

  1. ^ Arcade Fire's The Suburbs Debuts At #1 On Billboard MTV.com 2010年8月11日
  2. ^ アーケイド・ファイア「オバマが就任して本当に変わった部分だってある」 RO69 2010年8月1日
  3. ^ 「rockin'on」 2010年9月号
  4. ^ マイク・ダイヴァー Arcade Fire The Suburbs Review BBC 2010年7月21日
  5. ^ 「rockin'on」 2011年2月号
  6. ^ 「CROSSBEAT」 2011年2月号