ザ・インク・レコーズ

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ジ・インク・レコーズThe Inc. Records 旧マーダー・インク)は、1997年に立ち上げられたヒップホップ系のレコードレーベルである。アーブ・ゴティが代表を務めている。ジャルールアシャンティキャデラック・ターヴィタチャーリー・バルティモアブラック・チャイルドロイドといった顔ぶれが、レーベルの歴史を彩ってきた。アシャンティが突如としてスターダムにのし上がったのも、チャーリー・バルティモアやボビー・ブラウンが再帰を果たしたのも、このレーベルの力によるところが大きい。ブラウンとバルティモアは、それぞれジャルールのシングル曲「サグ・ラビン」と「ダウン・アス・チック」に客演を果たした。レーベルの名を世に知らしめたのは、1999年のジャルールのアルバム「Venni Vetti Vecci LP」が数百万枚のヒットを記録したときである。これをきっかけとして、R&Bも含める形でレーベルの層が厚くしていった。2003年11月14日、ゴティは、レーベルの名を「ザ・インク」と改名することを決定した。「殺人」という響きを嫌う音楽ビデオチャンネルやCDショップに譲歩したというのが、一番の理由である。ニューヨーク市麻薬取引の親玉であり、ゴティの幼馴染であるケニス・スプリーム・マクグリフが、このレーベルを通じて、マネーロンダリングを行っているという容疑が投げかけられた。2005年 1月25日、ゴティとその兄弟クリスは出頭し、麻薬取引への関与を否定した。その後、1億円以上の保釈金を払い釈放された。結局、彼らは全ての容疑に関して無実であるとの判決を受けた。ザ・インクは、ユニバーサル・モータウン・グループと新たな配給契約を結んだ。2006年夏、オルタナティブ・ポップ歌手のヴァネッサ・カールトンと契約を結んだことは、世間を驚かせた。2010年、配給契約先をRCAレコードグループに移籍した。

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