ザントマン

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ザントマン (Sandmann)とは、ドイツの民間伝承に登場する睡魔。

東ドイツ国営テレビで放映されていた「僕らのザントメンヒェン」(1984年)

英語読みでサンドマン (Sandman)、また砂男ともいう。 姿の見えない妖精だが、一般には砂の入った大きな袋を背負った老人の姿であるとされる。

ザントマンが背負っている袋の中には眠気を誘う魔法の砂が詰まっている。彼は夜更けになると人々の目の中にこの砂を投げ込む。すると、人々は目が開けられなくなり、眠らずにはいられなくなってしまうという。

古くからドイツでは、夜更かしをする子供に「ザントマンがやってくるぞ」と脅して寝かしつける習慣があった。

E.T.A.ホフマンの怪奇小説『砂男』などの題材としても知られるほか、眠りを誘う道具「砂男式さいみん機」としてドラえもんに登場したことがある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

なお、旧東ドイツでは、ザントマンを題材にした子供向け人形アニメ僕らのザントメンヒェン」TVシリーズが安定した人気を得て、東西ドイツ統一後も引き続き製作が続いている。