ザルティス(Žaltys)とは、バルト神話における蛇の精霊もしくは神である。女神サウレの寵愛を受ける神である。サウレ(ザウレ)は太陽神だけでなくかまどの火の象徴である。そのため火のそばに住み着くザルティスは女神サウレの寵愛を受けているとされている。リトアニアなどのバルト地域のみならずスラヴ人にもザウレとザルティスは信仰された。欧州の信仰では蛇神や竜神が火の象徴であることは珍しくないが、主神の寵愛を受けた神という点でザルティスは異彩を放っており、この点がサラマンダーと異なる点である。
参考文献 [編集]
- プルーエンス・ジョーンズ、ナイジェル・ペニック著、山中朝晶訳『ヨーロッパ異教史』東京書籍 pp.277-278.
関連項目 [編集]