ザック・ランドルフ

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ザック・ランドルフ
Zach Randolph
メンフィス・グリズリーズ  No.50
Zach Randolph 20131118 cropped.jpg
名前
本名 Zachary Randolph
愛称 "Zach", "Z-Bo"
ラテン文字 Zach Randolph
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 1981年7月16日(33歳)
出身地 インディアナ州マリオン
身長 206cm
体重 118kg
選手情報
ポジション パワーフォワード
背番号 50
ドラフト 2001年 19位
経歴
2001-2007
2007-2008
2008-2009
2009-
ポートランド・トレイルブレイザーズ
ニューヨーク・ニックス
ロサンゼルス・クリッパーズ
メンフィス・グリズリーズ

ザック・ランドルフ(Zach Randolph, 1981年7月16日 - )は、アメリカ合衆国バスケットボール選手。インディアナ州マリオン出身。NBAメンフィス・グリズリーズに所属している。身長206cm、体重118kg。ポジションはパワーフォワード。左利き。

学生時代[編集]

マリオン高校では2度州チャンピオンに導き、2000年USAトゥデイ紙、パレード誌のオールアメリカンファーストチームに名を連ねた。高校オールスターゲームであるマクドナルドオールアメリカンゲームでは、23得点15リバウンドを記録し、MVPに選ばれた。

大学はミシガン州立大学に進学。2001年NCAAトーナメントではファイナル4まで進出した。大学では1年だけプレイし、2001年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。大学でのチームメイトにはジェイソン・リチャードソンチャーリー・ベルらが居る。

NBAキャリア[編集]

ドラフトではポートランド・トレイルブレイザーズから全体の19位指名を受けた。デビュー後2年間はベンチを暖める存在だったが、3年目の2003-04シーズン、再建を図るチームはランドルフをスターターに起用した。期待に応え20.1得点、10.5リバウンドというスタークラスの数字を残し、見事MIP(最も成長した選手に贈られる賞)を受賞した。一方でこの頃から素行の悪さが目立つようになり、この年にチームメイトのルーベン・パターソンと暴力沙汰を起こしたのを皮切りに、マリファナ所持や飲酒運転、婦女暴行事件に関連した訴訟など、多くの問題を抱えるようになり、チーム内の風紀の乱れから「ジェイル(監獄)・ブレイザーズ」と揶揄されるチームの象徴として見られるようになった。

続く2004-05シーズンは怪我の影響もあり不本意な成績(46試合の出場のみ)に終わった。2005-06シーズンは弱体化したチームの中で力を発揮できずにいたが71試合に出場。12月にはキャリアハイの37得点を記録した。また、この年は3ポイントシュートにも積極的にトライした。続く2006-2007シーズンも68試合に出場し、23.6得点10.1リバウンドの好成績を残した。

2007年6月28日NBAドラフト当日のトレードによりニューヨーク・ニックスへ移籍した。ニックスではエディ・カリーとのコンビが注目されたが、ボールを共有できずディフェンスをしない2人がうまく共存できるわけもなく、チームも自身も芳しくない成績で終わった。

2008年11月21日カッティノ・モブリーティム・トーマスとのトレードでロサンゼルス・クリッパーズへ移籍した。

その後2009年オフシーズンに、クエンティン・リチャードソンとのトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍。プレースタイルに変化が見られるようなり、チームプレーヤーにと変貌を遂げた。若いチームの中でベテランとして上手くチームを支え、周囲の評価を飛躍的に上げた彼は、自身初のNBAオールスターゲームに選出された。

プレイスタイル[編集]

サウスポー。重量感のある外見に反し、俊敏な身のこなしによるポストプレイや、柔らかいシュートタッチでミドルレンジからのジャンプショットを得意とする。体格を活かしてリバウンドも強く、一流ビッグマンの証である平均20得点10リバウンドを達成しながらも、ブレイザーズやニックス在籍時には自分本位なプレイが多く、数字に見合うだけの評価を得ていなかった。しかしグリズリーズ移籍後、人間が変わったかのようにチームプレーヤーに徹するようになり、そのため個人成績は移籍前後で殆ど変わっていないにもかかわらず、周囲の評価は180度好転し、オールスターに選出されるまでになった。

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ

NBAレギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2001–02 POR 41 0 5.8 .449 .000 .667 1.7 .3 .2 .1 0.3 2.8
2002–03 POR 77 11 16.9 .513 .000 .758 4.5 .5 .5 .2 0.8 8.4
2003–04 POR 81 80 37.9 .485 .200 .761 10.5 2.0 .8 .5 3.0 20.1
2004–05 POR 46 37 34.8 .448 .000 .815 9.6 1.9 .7 .4 2.4 18.9
2005–06 POR 74 71 34.4 .436 .291 .714 8.0 1.9 .8 .2 2.2 18.0
2006–07 POR 68 67 35.7 .467 .292 .819 10.1 2.2 .8 .2 3.1 23.6
2007–08 NYK 69 68 32.5 .459 .275 .772 10.3 2.0 .9 .2 2.7 17.6
2008–09 NYK 11 11 35.3 .434 .292 .821 12.5 1.4 1.2 .3 2.0 20.5
2008–09 LAC 39 34 35.1 .487 .342 .701 9.4 2.3 .8 .3 2.3 20.9
2009–10 MEM 81 81 37.7 .488 .288 .788 11.7 1.8 1.0 .4 2.1 20.8
2010–11 MEM 75 74 36.3 .503 .186 .758 12.2 2.2 .8 .3 2.0 20.1
2011–12 MEM 28 8 26.3 .463 .250 .659 8.0 1.7 .8 .1 1.4 11.6
2012–13 MEM 76 75 34.3 .460 .087 .750 11.2 1.4 .8 .4 1.9 15.4
2013–14 MEM 79 79 34.2 .467 .100 .742 10.1 2.5 .7 .3 2.3 17.4
Career 845 696 32.0 .472 .258 .763 9.4 1.8 .8 .3 2.2 17.2

NBAプレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2001–02 POR 1 0 1.0 .000 .000 .000 .0 .0 .0 .0 .0 .0
2002–03 POR 7 4 29.3 .525 .000 .892 8.7 1.6 .4 .3 1.8 13.9
2010–11 MEM 13 13 39.6 .446 .250 .821 10.8 2.4 1.1 .8 2.0 26.2
2011–12 MEM 7 7 35.4 .420 .000 .629 9.9 .9 1.0 .6 1.5 13.7
2012–13 MEM 15 15 36.9 .460 .000 .670 10.0 1.6 .7 .5 2.0 17.4
2013–14 MEM 6 6 39.0 .404 .000 .610 8.7 2.3 .8 .2 1.6 18.2
Career 49 45 35.9 .448 .143 .735 9.7 1.8 .8 .2 1.9 17.4

タイトル・受賞[編集]

  • オールスター出場:2010,2013
  • オールNBA3rdチーム:2011
  • MIP:2003-04

外部リンク[編集]