サーダ

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サーダは、アニメ映画ヤマトよ永遠に』及びそれを原作としたPS2用ゲーム『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』の登場人物。声優中谷ゆみ(アニメ版・ゲーム版)、佐々木由美子(ラジオドラマ版[1])。

概要[編集]

暗黒星団帝国の聖総統スカルダート側近を務める女性。肩や胸元を大きく露出させた衣装を着用し、姫カットの青い長髪を持つ容貌であるが、手には指紋が存在しない。そのため、ヤマトの乗組員に地球人への偽装を看破されることとなった。

ゲーム版では、内容が『ヤマトよ永遠に』の物語を新解釈かつ再構成したものであるため、サーダも単なる側近ではなく「魔女」の異名を持つ策略家として登場する。また、「サーダの言葉はスカルダートの言葉と同義である」とも評されるほど、スカルダートから全幅の信頼を寄せられている。性格についても手が加えられており、サーシャによる重核子爆弾コントロール装置の破壊活動を未然に防げず手をこまねくなど、自らの策が綻びると脆い一面も見せるようになっている。

劇中での活躍[編集]

ヤマトよ永遠に
地球に偽装したデザリアム星の宇宙港でヤマトの乗組員の前に現れ、彼らを地下宮殿へ招いてスカルダートと共に自分達を200年後の地球人と称し、歓待しながら降伏を勧める。その際、相原義一が不審に思いくすねたグラスにはサーダから素手で渡されたものであるにもかかわらず彼女の指紋が付着していなかった上、デザリアム星を飛び立ったヤマトで行われた真田志郎の分析や徳川太助の進言により、全てが偽装であることを看破される。また、それに伴いヤマトが反転して臨戦体制に入ったことから偽装の露呈を悟り、危ぶむ。最後はスカルダートがサーシャの射殺へ向かって彼女と相討ち同然で瀕死状態となった後、自らはヤマトの新波動砲を中心核へ受けたデザリアム星の爆発と共に消滅した。
ゲーム版
戦死したグロータスの僚友であった配下サーグラスの復讐心を利用し、彼を手駒として意のままに操る。また、無人艦隊でヤマトを包囲して褐色矮星の爆発でヤマトを仕留めると見せかけ、密かにヤマトの艦内へスパイロボットを潜入させて内部崩壊を目論むなど、一筋縄では行かない巧妙な作戦を自らは表へ立たずに次々と繰り出す。また、任務に失敗して自決同然の特攻作戦へ向かおうとしたサーグラスへも「新開発の無限ベータ砲でヤマトを屠りたくはないか」と絶妙な餌をちらつかせ、彼の決意を思い留まらせた。
褐色矮星への心理的な思い込みを利用し、デザリアム星の位置を撹乱してヤマトを煙に巻き続けるが、看過していた宙域中の赤外線放射こそが実は偽装されたダイソン球であり、その内部にデザリアム星が存在することを真田に看破され、ヤマトが直進してくることを知った途端に動揺の色を見せる。その後は地球に偽装したデザリアム星へヤマトを迎え入れ、スカルダートと共にヤマトの乗組員を騙そうと目論んだが、これも看破される。最後はスカルダートがサーシャの射殺を警備兵に任せて自らは向かわなかったため、彼の傍に仕えたままヤマトの新波動砲で共に消滅した。

出典[編集]

  1. ^ 「ラジオドラマ『ヤマトよ永遠に』」『アニメージュ』1980年8月号)、徳間書店、p.34

外部リンク[編集]

  • サーダ - 宇宙戦艦ヤマト発信!(インターネットアーカイブ2007年12月20日分キャッシュ)