サーカス・ポルカ

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サーカス・ポルカ』(Circus Polka: For a Young Elephant )は、イーゴリ・ストラヴィンスキーが作曲した管弦楽曲。正式な題名は『若い象のためのサーカス・ポルカ』。原曲はサーカス・バンドのために書かれた吹奏楽曲

概要[編集]

1942年ニューヨークバーナム&ベイリー・サーカス団の委嘱によって、ゾウバレエのための曲として作曲された。このバレエの振り付けはジョージ・バランシンが担当したという。このバレエは4月9日マディソン・スクエア・ガーデンにおいて、ピンクのチュチュを身にまとった50頭のゾウたちによって実際に踊られた。バレエはなかなか好評だったようだが、ストラヴィンスキーの音楽を演奏したバンドが、賃金紛争のもつれて解雇されてしまったため、途中からは伴奏レコードで行なわれるようになり、その結果ストラヴィンスキーの音楽は演奏されなくなってしまったという。

現在はごく稀にしか演奏されず、知名度が低い。

シューベルトの『軍隊行進曲』がパロディ化されている。

録音[編集]

録音も少ないが、例を挙げればイーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団による録音がある。また、ヘルベルト・フォン・カラヤンもこの作品を1回だけ録音している(演奏はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)。

吹奏楽版の録音も複数存在する。

編成[編集]

1942年版
1948年、ドイツ・ショット社(B. Schott's Söhne)版。
編成表
木管 金管
Fl. 1 (doubl. Picc.) Crnt. Solo 2, Tutti 3 Cb. -
Ob. - Hr. 2 Timp. -
Fg. - Tbn. 4 S.D., B.D., Cym., Xylo.
Cl. Solo 2, Tutti 2 Eup. 2
Sax. Alt. 1 Bar. 1 Tub. 2
その他 Hammond Org.