サントリーニ島
座標: 北緯36度24分04秒 東経25度26分09秒 / 北緯36.401113度 東経25.435753度
| サントリーニ島 | |
|---|---|
| 面積 | 73 km² |
| 所在海域 | エーゲ海 |
| 所属国・地域 | |
サントリーニ島(ギリシャ語:Σαντορίνη、ラテン文字表記:Santorini)はエーゲ海上のキクラデス諸島に属するギリシャの島。正確には三日月型のティーラ島(Θήρα、Thira)および、周辺のネア・カメニ島(Νέα Καμένη、Nea Kameni)、パレア・カメニ島(Παλαιά Καμένη、Paraia Kameni)、ティラシア島(Θηρασία、Therasia)などの大小の島々の総称で、一般には最も大きいティーラ島をそう呼称する。
主な町は中心街のフィラ(Φηρά、Fira)のほか、フィロステファニ(Φηροστεφάνι、Firostefani)、イメロビグリ(Ημεροβίγλι、Imerovigli) イア(Οία、Oia)など。
断崖の法面を水平にくりぬいて作られた、独特の伝統的な家屋様式で知られる。その多くの壁面は真っ白に塗装され、びっしりと連なっており、この島の景観の大きな特徴となっている[1]。
目次 |
[編集] 歴史
地質学、歴史学の分野において、これらの群島が、かつては一つの大きな島であったと証明されている。紀元前1628年頃、海底火山の爆発的噴火(ミノア噴火)により、地中のマグマが噴き出してできた空洞上の陸地が陥没してカルデラを形成し、現在のような形状になった。この爆発的噴火は、エーゲ海一帯に惨禍をもたらし、プラトンの著作に端を発する、洋上の理想郷・アトランティス伝説に大きな影響を与えたといわれている。ちなみに、このアトランティスのもうひとつの有力なモデルが南方にあるクレタ島で、ここではサントリーニ島とともに、かつてヨーロッパ最古の文明といわれるミノア文明が栄えていた[2]。サントリーニ島内の南部に、ミノア文明下の大規模な都市遺跡・アクロティリ遺跡がある。
[編集] 観光
キクラデス諸島の中では、ミコノス島と並んで人気のある観光地であり、またリゾート地としても知られる。前述の洞窟住宅を改装したホテルや別荘が多く存在する。
北部の港町であるイアは夕日の絶景で知られ、人気がある。
ビーチリゾートを楽しむ人も多く、溶岩からなる赤い砂のレッドビーチ、火山灰からなる黒い砂浜のペリサビーチ、カマリビーチなどが知られる。
無人島のネア・カメニ島は現在も活動する活火山である。フィラのフィロン港(オールド・ポート)やイアから定期船が就航しており、上陸して噴火口まで近づくことができる。
ギリシャ正教会の聖堂が至る所にあり、その多くは白い壁と青いドーム型の屋根を持つ。
主な特産品は、レンズ豆。「ファヴァ(ファバ)」という地元料理の重要な材料でもある。チェリートマトなどのトマト類、白ナス等のナスも特産である。このほか、島にはワイナリーが多く、白ワインやデザートワインに評価がある。
[編集] 交通
- 飛行機 - サントリーニ国際空港 アテネから約50分
- フェリー - ピレウスからニュー・ポートの愛称で知られるアティニオス港。夏季にはクレタ島への便もある。
- バス - フィラ、イア、ニュー・ポート、空港などで多数発着。
[編集] ギャラリー
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ギリシャ正教会の聖堂と鐘
[編集] 脚注
- ^ その景色の開放的なイメージは、日本の映像文化にもよく登場している。近年のテレビCMでは新庄剛志が出演したアサヒの発泡酒「アクアブルー」(2007年春)、反町隆史が出演したキリン缶コーヒー「ファイア」(XXXX年)のロケ地がこのサントリーニ島である。
- ^ なお、噴火があったと見られる時期に、大規模な気候変動があった形跡が確認されている。「夏のない年」を参照のこと。
[編集] 外部リンク
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