サンタクロースのトナカイたち

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サンタクロースとトナカイたち(ニューヨーク市の2008年感謝祭パレードで)

伝承においてサンタクロースは、クリスマスイブトナカイに曳かれたに乗って空を飛び、世界の子供たちへ贈り物を持ってくることになっている。アメリカ合衆国で発表された二つの児童文学の作品によって、このトナカイは伝統的に8頭または9頭いるとされ、名前も知られている[1]

伝承[編集]

一つはニューヨークの神学者クレメント・クラーク・ムーアが1823年に発表した子供向けのサンタクロースがきた』(英語: A Visit from Santa Claus)で、この中でサンタクロースは8頭のトナカイ名前を「ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメットキューピッド、ドナー、ブリッツェン」と呼んで、早く走るように元気づけている。

'Twas the night before Christmas,
When all through the house
....
More rapid than eagles his coursers they came,
And he whistled, and shouted, and call'd them by name:
"Now, Dasher! Now, Dancer! Now, Prancer, and Vixen!
"On, Comet! On, Cupid! On, Donder and Blitzen!

"To the top of the porch! to the top of the wall!
"Now dash away! dash away! dash away all!"

それはクリスマスの前の夜だった、
家の者みんなが...
...
ワシよりも早く、サンタさんのトナカイのそりがきた。
そして、彼は口笛を吹いて、大声を出して、トナカイたちに呼びかけた。
「それ、ダッシャー、それ、ダンサー、それ、プランサーとヴィクセン!
行け、コメット、行け、キューピッド!それ、ドナーとブリッツェン!

家のポーチの上へ、壁を駆け上がれ、
さあ、急いで行け、行け、みんなで急げ!」

この詩は英語圏の諸国の家庭や学校やテレビなどで、クリスマスのころによく朗読される。

もう一つはロバート・L・メイが1939年に発表した童話ルドルフ 赤鼻のトナカイ』(英語: Rudolph, the Red-Nosed Reindeer)で、それまでの8頭のトナカイに「ルドルフ」という名の1頭を加えて、トナカイ・チームのリーダーとして活躍する様を書いた。これは後に同名のアニメ映画と、赤鼻のトナカイという主題歌が作られて、世界的に知られている。

参照項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ サンタクロースのトナカイの名前