サルモーネウス
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サルモーネウス(古希: Σαλμωνεύς, Salmōneus)は、ギリシア神話の登場人物である。長母音を省略してサルモネウスとも表記される。
アイオロスとエナレテーの子で、クレーテウス、シーシュポス、アタマース、ペリエーレースらと兄弟。妻アルキディケーとの間に、1女テューローがいる。後にシデーローを後妻に迎えた。
サルモーネウスはもともとテッサリアーに住んでいて、後にエーリスにサルモーネーという町を建設して移住した。しかしサルモーネウスは自らゼウスと称し、ゼウスに捧げる供物を自分に捧げるよう命じた。さらに戦車で青銅の釜を引いて走って、その音を雷鳴だといった。また火のついた松明を天に投じて雷だといい、人々の中に投じた。こうした涜神行為のためゼウスはサルモーネウスを雷撃で撃ち、さらに町と住人を滅ぼした。
またサルモーネウスはシーシュポスと仲が悪かったという話もある[1]。
神話学者アレグザンダー・クラップや、詩人ロバート・グレーヴスはサルモーネウスの真似事は雨乞いの呪術であったと解釈している。