サブコン

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サブコンとは、ゼネコンの下請などとして、土木建築工事の一部を請負う建設業者を指す。

日本においては設備工事が多い。 特定工種の工事だけを請け負うSpecialist Contractor(専門工事業者)あるいは元請業者から工事の一部を請け負うSubcontractor(下請業者・サブコン)といえる。

業種[編集]

鳶工事
足場鉄骨コンクリート工事等を専門に施工する会社。向井建設など。
電気設備工事
電気工事を専門に施工する会社。関電工きんでんトーエネック九電工ユアテック中電工日本電設工業住友電設弘電社栗原工業東光電気工事など。
空気調和設備工事
空気調和設備を専門に施工する会社。高砂熱学工業新菱冷熱工業三機工業大気社新日本空調ダイダン東洋熱工業朝日工業社三菱電機冷熱プラントテクノ菱和第一工業三協興業三建設備工業日本ファシリオなど。
衛生設備工事
給排水衛生設備を専門に施工する会社。日比谷総合設備斎久工業須賀工業西原衛生工業所日立プラント東芝プラント城口研究所シブヤパイピング工業など。
(実際は空調と衛生はどちらに比重を置いているかの違いであって基本的には管工事業者は空調、衛生どちらもできる場合が多い)
消防設備工事
消防設備を専門に施工する会社。宮本工業所東京防災設備、(通常は消防設備工事は衛生設備・電気設備工事の下で入るがこの2社は特異的な存在)、能美防災ホーチキニッタン日本ドライケミカルなど。

分離発注[編集]

施主から設備工事だけを発注される場合があり、この場合は設備工事会社が元請となるが、現場ではゼネコンが統括して工事を進めることから、実態としてはサブの建設会社として位置づけられる事がある。建物よりも設備の比重が多い場合など、設備費用や施工責任の明確化などの利点がある。 分離発注を行った際、建築現場の仮設物(仮設事務所・仮設トイレ・工事用照明・建築足場・揚重費等)など、全ての元請業者が等しく利用する共通仮設物の費用については通常は元請となった各設備工事会社が請負金額の1.5~4%程度を元請建築会社と協議の上、賦金(ぶきん)として現場の統括管理費用と合わせて支払うが、この賦金相当額について施主が直接ゼネコンと協議して支払う「コスト・オン方式」と呼ばれる分離発注方式もあり、工事費用の明確化についてはより透明性が高いと言われる[誰によって?]