サッポー詩体
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サッポー詩体(サッフォー詩体、-したい、またはサッポー風スタンザ、Sapphic stanza or Sapphic meter, Sapphic verse)は、4行からなる詩形。名称は古代ギリシアの詩人サッポー(サッフォー)に由来する。
[編集] 構造
最初の3つの行は、1行が11音節からできていて、その並びは、トロキー(長短格、強弱格)、トロキー、ダクティル(長短短格、強弱弱格)、トロキー、トロキーである。最後の行は、アドニス風詩行(Adonic or adonean line)として知られる、ダクティル、トロキーから成る行となる。
- u - x - u u - u - x
- u - x - u u - u - x
- u - x - u u - u - x
- u u - x
(「-」は母音の長い(アクセントの強い)音節。「u」は短い(弱い)音節。「x」はどちらでもよい音節、つまりアンケプス)
サッポーはサッポー詩体で有名だが、自分の詩にさまざまな韻律形式を使っていた。またサッポー詩体をサッポーが発明したのか、それともそれ以前からアイオリス方言(en:Aeolic Greek)に伝統的にあったのかは定かではない。
[編集] 他の詩人たちの使用
サッポーの同時代人・同国人だったアルカイオスもサッポー詩体を使っていた。
ローマの詩人カトゥルスはサッポーの作品を尊敬し、2つの詩(en:Catullus 11とen:Catullus 51)をサッポー詩体で書いた。「51」はサッポーの詩「31」のおおざっぱな翻訳である。ホラティウスも『頌歌』(en:Odes (Horace))のいくつかでサッポー詩体を使っている。
英語詩では、アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンがその名も『Sapphics』という詩の中でサッポー詩体を真似ている。
- Saw the white implacable Aphrodite,
- Saw the hair unbound and the feet unsandalled
- Shine as fire of sunset on western waters;
- Saw the reluctant. . .
アレン・ギンズバーグもサッポー詩体を使った。
- Red cheeked boyfriends tenderly kiss me sweet mouthed
- under Boulder coverlets winter springtime
- hug me naked laughing & telling girl friends
- gossip til autumn
