サギ科

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サギ科
アオサギ
アオサギ Ardea cinerea
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
上目 : ネオアヴェス Neoaves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: サギ科 Ardeidae
学名
Ardeidae
Leach, 1820
英名
Heron
亜科
Heron range.png
サギ科の分布図

サギ科(学名:Ardeidae)は、鳥綱ペリカン目に属する科。

分布[編集]

アフリカ大陸オーストラリア大陸北アメリカ大陸南アメリカ大陸ユーラシア大陸日本ニュージーランドフィリピンマダガスカル[1]

形態[編集]

最小種はコヨシゴイで全長29センチメートル[1]。白鷺から白い羽毛のイメージが先行するが、種により羽毛の色は異なりシラサギ属内のクロサギでも白色型(全身の羽毛が白い)と黒色型(全身の羽毛が黒い)の個体がいる。

尾に水を弾く脂を分泌する器官(羽脂腺)を持たない[1]。そのため粉末状の羽毛を全身に塗り、防水処理を施す[1]。この粉末状の羽毛は、胸部などに生える粉綿羽という崩れやすい特殊な羽毛から得る[1]。第3指は扁平で、粉末状の羽毛を指につけ全身に塗るのに適している[1]

分類[編集]

サギ亜科 Ardeinae[編集]

サンカノゴイ亜科 Botaurinae[編集]

生態[編集]

河川湿地森林海辺などに生息する。飛翔時には長い頸をZ字型に縮めて飛ぶ(この飛翔姿勢で、他のコウノトリ目やツル目の類似種と区別できる)。

食性は動物食で、魚類両生類爬虫類、小型鳥類や卵、小型哺乳類昆虫甲殻類などを食べる。

繁殖形態は卵生。多くの種では樹上に木の枝を組み合わせた巣を作る[1]。繁殖地にはペアを形成するが、サンカノゴイは1羽のオスに対し複数羽のメスというハーレムを形成する[1]。一部の種では集団営巣し、大規模な繁殖地(コロニー)を形成することもある[1]

人間との関係[編集]

羽毛は装飾品として利用される。

養殖された魚類を食害する害鳥とされたり、害虫を駆除する益鳥とされることもある。

開発による生息地の破壊、水質汚染、羽毛用の乱獲、害鳥としての駆除などにより生息数が減少している種もいる。

画像[編集]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥類I』、平凡社1986年、76-81、178-180頁。
  • 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社1984年、130-133頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社2000年、82-83、180頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、64-65、180頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社、2000年、166頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社、2001年、83-84、183-184頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、22-24、130、137、168頁。
  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、13-40頁

関連項目[編集]

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