サカバンバスピス

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サカバンバスピス
Sacabambaspis.gif
想像図
地質時代
オルドビス紀
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 無顎上綱 Agnatha
: 翼甲綱 Pteraspidomorphi
亜綱 : Arandaspida
: サカバンバスピス属 Sacabambaspis
学名
Sacabambaspis
Gagnier, Blieck & Rodrigo, 1986
下位分類群
  • S. janvieri
化石標本

サカバンバスピス (Sacabambaspis) は、オルドビス紀に生息していた無顎類絶滅の一つ。

ボリビアコチャバンバ県の道路脇、アンサルド層露頭で最初に発見され、付近の村Sacabambillaとギリシャ語で「盾」を意味するaspisからSacabambaspisと命名された[1]オーストラリア中央部のアマデウス盆地からも記録がある[2]

形態[編集]

想像図では尾鰭が点線で描かれているが、化石の詳細な研究から、大きな上葉と脊索の進入した長い下葉を持つ逆異尾であることが推定された。これは異甲類の尾とは明らかに異なる。また、尾鰭下部に小さな鰭があることも分かったが、これが尾鰭の一部なのか臀鰭なのかは不明である[3]

目が身体の最前に並んで付き、頭部が上下2枚の骨板に挟まれていた。尾にはV字型をした上下に長い鱗が並んでいた。[4]

体長約25センチメートル。アランダスピス同様、胸鰭などがなく、あまり上手くは泳げなかったと考えられている。

脚注[編集]

  1. ^ Ivan J Sansom, Philip C.J Donoghue, Guillermo Albanesi, Histology and affinity of the earliest armoured vertebrate, doi:10.1098/rsbl.2005.0349 
  2. ^ G. C. Young, “Ordovician Microvertebrate Remains from the Amadeus Basin, Central Australia”, Journal of Vertebrate Paleontology, http://www.jstor.org/stable/4523781 
  3. ^ Alan Pradel, Ivan. J Sansom, Pierre-Yves Gagnier, Ricardo Cespedes, and Philippe Janvier, The tail of the Ordovician fish Sacabambaspis, doi:10.1098/rsbl.2006.0557 
  4. ^ tolweb”. 2012年6月29日閲覧。