サウジアラビア総合情報庁

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サウジアラビア総合情報庁英語:General Intelligence Presidency, GIP、 アラビア語: رئاسة الاستخبارات العامةriʾāsat al-istiḫbārāt al-ʿāmmah)は、サウジアラビア情報機関(諜報機関)の名称である。略称の "GIP" で知られる。アメリカの中央情報局(CIA)に相当する機関である。前長官は、バンダル・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード(2012年7月 - 2014年4月)。

歴史[編集]

諜報活動の重要性が初代国王のアブドゥルアズィーズ・イブン・サウードによって認識され、サウジアラビア内務省所属の秘密警察マバーヒスアラビア語: المباحث العامةal-mabāḥiṯ al-ʿāmmah、国家捜査局)の名前の下に1955年に創設された。サウード・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の時代に、対外情報活動に特化するためマバーヒスから分離され、ジッダダーランに支局が設立された。当初はイスラーム世界アラブ社会主義的政策を推進する勢力を対象とし、ガマール・アブドゥル=ナーセルに敵対するムスリム同胞団を支援した。ファイサル・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王の時代に海外諜報活動の体制が整備された。 1979年アル=ハラム・モスク占拠事件はGIPの活動に多大な質的変化をもたらし[1]ハーリド・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の方針で1982年、GIPは国内情報を担当する部署も併設した。また同年のイラン革命以降、シーア派イランが重要な対象となる。 トゥルキー・アル=ファイサル英語版王子はGIP長官として長らく影響力を持ち、パキスタン軍統合情報局(ISI)とともにソ連アフガニスタン侵攻に抵抗するムジャーヒディーンの後ろ盾となり、ウサーマ・ビン・ラーディンらのマクタブ・アル=ヒダマトを支援した。GIPはターリバーン創設にも深く関与した。ファハド・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の治世の1997年には対外情報の部署はサウード家直属となった。2005年アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王はナウワーフ・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード英語版王子に代えてムクリン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード英語版王子を新しいGIPの長官に指名した。

活動内容[編集]

メッカマディーナというイスラム教の聖地を有するため、シャリーアに忠実な活動を標榜している。

脚注[編集]