ゴールデンバージ

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ゴールデンバージ
品種 半血
性別
毛色 鹿毛
生誕 1997年5月19日
死没 2014年12月4日(17歳没)
マルゼンバージ
グレープクィーン
生国 日本の旗 日本北海道白糠町
生産者 飯塚忠夫
馬主 川端悟
調教師 山田勇作(帯広
競走成績
生涯成績 223戦36勝
(復帰後20戦5勝)
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ゴールデンバージばんえい競馬競走馬。成績不振で一度は競走馬登録を抹消されるも復帰し、レースで勝利したことから「中高年の星[1]と呼ばれていた。2014年12月4日に死亡した[2]。生涯成績223戦36勝[2]

概要[編集]

1999年5月からばんえい競走の競走馬として出走していたが、成績不振で2008年6月20日のレースを最後に出走していなかった(このレースでは単勝1番人気に支持されるも10頭中9着)。2009年10月に登録抹消[3]となる。一度は馬肉処理される寸前まで追い詰められていたが、草競馬で活躍していたこともあって調教師の山田勇作に「安さ」を理由に引き取られ、2010年7月2日に再登録。同19日のレースにおいて、2年1か月振りのレースにもかかわらず単勝1番人気に支持され、2着に10秒以上の差を付けて圧勝。このレース後、全国から注目を浴びる。2011年6月12日のレースにおいて、ばんえい史上初となる14歳馬での勝利を達成した。

現役復帰後もレースの合間に草競馬に出場し、2010年8月にはJRAジョッキーエキシビジョン四位洋文とのコンビで出場した[4]帯広競馬場の正面入口には同年10月より「開運祈願」として本馬の蹄鉄(復活勝利を挙げたときのもの)が展示され、ファンが触れることができるようになっている。

2012年10月8日に、本馬のオーナーである川端悟が現役を引退させることを表明[5]10月28日に帯広競馬場で引退レースが組まれ、10頭立てで1番人気に推されたが最下位に終わった[6]。その後引退式を執り行い、以降は牧場へ繋養されて余生を過ごすこととしている[5]。翌2013年から北海道中川郡豊頃町種牡馬となった[7]2014年夏頃より弱り始め11月20日頃から寝たきりの状態だったが、12月4日に死亡した[2]

紹介されたテレビ番組[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]