ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク
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ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク、マネッセ写本より
ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク(Gottfried von Straßburg、1170年頃 - 1210年頃)は、中世ドイツの叙事詩人。資料が欠けているため生涯は不詳だが、騎士ではなく市民階級の出身で、修道院の付属学校に学んだ後にシュトラースブルク(ストラスブール)で聖職者あるいは官吏になったと考えられている。文法学、弁論術、修辞学を包括する広い学識を持ち、文体は流麗かつ端正、また論理的であり、そのため型破りな文体を持っていたヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハと対立し、互いの著作で批判しあっている。代表作『トリスタン』はトリスタンとイゾルデ伝説を、ブルターニュのトマの作品をもとにまとめたもので、断片のみ現存する。この作品はのちワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の原作ともなった。おそらく『トリスタン』完成を見ずに死去したと見られている。
参考文献 [編集]
- 柴田翔編 『はじめて学ぶドイツ文学史』 ミネルヴァ書房、2003年