ゴアグラインド
ゴアグラインド (Goregrind) は、主に猟奇的なテーマを扱うグラインドコアのジャンルのひとつである。なおゴア(GORE)とは、「流血」「血の塊」という意味。
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音楽性 [編集]
イギリス出身のグラインドコアバンドのCarcassが1988年に発表した1stアルバム「Reek of Putrefaction」(邦題「腐乱屍臭」)と、翌年に発表した2ndアルバム「Symphonies of Sickness」(邦題「真・疫魔交響曲」)が非常に強い影響を与えている。殺人、死体、拷問などをグロテスクに表現した猟奇的な歌詞を、ピッチシフターによって極端な低音に加工したヴォーカル(通称、下水道ヴォーカル)で歌うことや、ホラー映画から引用したセリフとBGMをサンプリングとして使用するのも大きな特徴である、最近だと日本のVULGAROYAL BLOODHILLの1stアルバムMuerteatrozでもその要素が聴ける。なおスラッシュメタルの要素が強いバンドは、ゴアメタルとも呼ばれている(Exhumed、Haemorrhageなど)。
最近の傾向としては、Gut、Cock And Ball Torture、Mucupurulent、Deadといったドイツ出身のゴアグラインドバンドの特徴であるグルーヴを強調したミドルテンポのジャーマンゴアスタイルを取り入れる動きが広がっている。 またテクノとのクロスオーバーを模索する実験的な動きも一部で起きている。これはDTM機材の低価格化やMyspaceなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスの発達によって、バンド形態に囚われず自由に活動する個人プロジェクトが増えた為と言われている。
ポルノグラインド [編集]
ゴアグラインドの同系ジャンルとしてポルノグラインドがある。音楽的な面ではゴアグラインドと差異は無いが、アートワークや歌詞のモチーフとしてSM、レイプ、同性愛、スカトロ、児童性愛、獣姦等の性行為を主に扱っている点とハードコアポルノの音声のサンプリングを多用している点に違いがある。
アートワーク [編集]
Rotten.comやOgrish.comなどのウェブサイトで公開されている凄惨な死体写真をジャケットに使用するバンドが多い。次いで多いのが、殺人現場やモンスターなどをグロテスクに描いたイラスト、ホラー映画のスチール写真やキャプチャー画像である。 ポルノグラインドの場合は、ハードコアポルノサイトで公開されている画像やハードコアポルノビデオのスチール写真及びキャプチャー画像を使用する。近年では海外でHENTAIというジャンル名でマニアックな人気を集めている日本製のポルノアニメやポルノコミックを使用するケースも増えている。
主なバンド [編集]
- Butcher ABC
- Carcass(カーカス) ※初期
- Cock And Ball Torture(コック・アンド・ボール・トーチャー)
- DEAD(デッド)
- Dead Infection
- Defecal Of Gerbe
- Disgorge (Mexico)(ディスゴージ (メキシコ))
- Exhumed
- Flesh Grinder
- Ghoul
- GO-ZEN
- GUT(ガット)
- Haemorrhage
- Impaled
- Impetigo
- JIG-AI(ジガイ)
- KOTS(コッツ)
- Last Days Of Humanity(ラスト・デイズ・オブ・ヒューマニティー)
- Libido Airbag
- Lymphatic Phlegm
- Meat Shits
- Oxidised Razor(オキシダイズド・レイザー)
- Paracoccidioidomicosisproctitissarcomucosis
- Regurgitate
- Rompeprop
- S.M.E.S
- Splattered Entrails(スプラッタード・エントレイルズ)
- Viscera Infest
- VULGAROYAL BLOODHILL