コーリー・ラスムス

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コーリー・ラスムス
Cory Rasmus
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2014年7月29日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州マスコギー郡コロンバス
生年月日 (1987-11-06) 1987年11月6日(36歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 MLBドラフト1巡目追補(全体38位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2013年5月22日 ミネソタ・ツインズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

コーリー・テイラー・ラスムスCory Taylor Rasmus, 1987年11月6日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州マスコギー郡コロンバス出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

兄のコルビーもプロ野球選手(外野手)である。

メディアによっては、ラスマスと表記される事もある。

経歴[編集]

ブレーブス時代[編集]

アトランタ・ブレーブス時代
(2013年3月27日)

2006年MLBドラフト1巡目追補(全体38位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、6月8日に契約。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスで3試合に登板し、防御率8.59・3奪三振の成績を残した。

2007年は右肩の手術を行い、シーズンを全休した。

2008年6月にルーキー級ガルフ・コーストリーグで復帰。4試合に登板し、防御率0.00・9奪三振の成績を残した。

2009年アパラチアンリーグのルーキー級ダンビル・ブレーブス英語版で13試合に登板し、4勝2敗1セーブ・防御率3.48・57奪三振の成績を残した。

2010年はA級ローム・ブレーブス英語版で20試合に登板し、6勝6敗1セーブ・防御率3.14・72奪三振の成績を残した。7月にA+級マートルビーチ・ペリカンズへ昇格。8試合に登板し、0勝3敗・防御率3.27・30奪三振の成績を残した。

2011年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ、A+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレー。A+級リンチバーグでは7試合に登板し、1勝5敗・防御率7.09・40奪三振の成績を残した。

2012年AA級ミシシッピ・ブレーブスで50試合に登板し、3勝5敗7セーブ・防御率3.68・62奪三振の成績を残した。オフの11月20日にブレーブスとメジャー契約を結んで40人枠入りした[1]

2013年はAAA級グウィネット・ブレーブスで開幕を迎え、5月18日にメジャーへ昇格[2]。5月22日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。7点リードの8回1死から登板し、1.2回を投げ2安打(2本塁打)2失点1四球3奪三振だった[3]。2試合目の登板となった5月27日トロント・ブルージェイズ戦では、5点ビハインドの7回から登板したが、2回を投げ3安打(1本塁打)3失点と結果を残せず[4]、29日にAAA級グウィネットへ降格[5]。6月18日にメジャーへ再昇格したが、同日のニューヨーク・メッツ戦でまたも本塁打を打たれ[6]、翌19日にAAA級グウィネットへ降格した。ブレーブスでは3試合に登板し、0勝0敗・防御率8.10・6奪三振の成績を残した。

エンゼルス時代[編集]

2013年7月29日にスコット・ダウンズとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍[7]。同日にAAA級ソルトレイク・ビーズへ異動した。AAA級ソルトレイクでは9試合に登板し、1勝1敗3セーブ・防御率2.79・8奪三振の成績を残した。8月23日にメジャーへ昇格[8]。16試合に登板し、1勝1敗・防御率4.20・14奪三振の成績を残した。

2014年3月29日にAAA級ソルトレイクへ異動し、そのまま開幕を迎えたが、5月5日にメジャーへ再昇格し、自己最多の30試合に登板して3勝2敗・防御率2.57・57奪三振と好成績を残した[9]

2015年は16試合の登板に留まったが、三振をたくさん奪って11.8という高い奪三振率をマークした。一方で、防御率が5.00台(5.23)に逆戻りしてしまい、壁に突き当たった。

2016年は19試合(先発1試合)に登板して0勝2敗・防御率5.84・17奪三振の成績を残した。オフの11月7日にDFAとなり[10]、16日にマイナー降格を拒否してFAとなった[11]

レイズ傘下時代[編集]

2017年2月1日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2013 ATL 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 31 6.2 8 4 3 0 0 6 0 0 6 6 8.10 1.65
LAA 16 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 72 15.0 16 2 10 2 0 14 0 1 9 7 4.20 1.73
'13計 19 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 103 21.2 24 6 13 2 0 20 0 1 15 13 5.40 1.71
2014 30 6 0 0 0 3 2 0 0 .600 225 56.0 42 5 17 1 0 57 0 0 17 16 2.57 1.05
2015 16 1 0 0 0 0 0 0 2 ---- 88 20.2 15 3 11 2 1 27 0 0 12 12 5.23 1.26
2016 19 1 0 0 0 0 2 0 0 .000 114 24.2 25 4 16 1 1 17 2 2 16 16 5.84 1.66
MLB:4年 84 8 0 0 0 4 5 0 4 .444 530 123.0 106 18 57 6 2 121 2 3 60 57 4.17 1.33

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2013 ATL 3 0 0 0 0 ----
LAA 16 0 1 0 0 1.000
'13計 19 0 1 0 0 1.000
2014 30 3 8 1 1 .917
2015 16 1 0 0 0 1.000
2016 19 0 2 0 0 1.000
MLB 84 4 11 1 1 .938

背番号[編集]

  • 57 (2013年 - 同年途中)
  • 46 (2013年途中 - 2016年)

脚注[編集]

  1. ^ Mark Bowman (2012年11月20日). “Bethancourt among five added to Braves' 40-man”. MLB.com. 2014年5月4日閲覧。
  2. ^ Mark Bowman (2013年5月19日). “O'Flaherty lands on DL, slated to see Dr. Andrews”. MLB.com. 2014年5月4日閲覧。
  3. ^ Scores for May 22, 2013”. ESPN MLB (2013年5月22日). 2014年5月4日閲覧。
  4. ^ Scores for May 27, 2013”. ESPN MLB (2013年5月27日). 2014年5月4日閲覧。
  5. ^ Mark Bowman, Eric Single (2013年5月29日). “Braves call up Wood to join depleted bullpen”. MLB.com. 2014年5月4日閲覧。
  6. ^ Scores for Jun 18, 2013”. ESPN MLB (2013年6月18日). 2014年5月4日閲覧。
  7. ^ Angels acquire RHP Cory Rasmus in exchange for LHP Scott Downs”. MLB.com Angels Press Release (2013年7月29日). 2014年5月4日閲覧。
  8. ^ Alden Gonzalez (2013年8月24日). “New callup Rasmus traded day before wedding”. MLB.com. 2014年5月4日閲覧。
  9. ^ Eleven Bees Receive September Call-UpsSalt Lake Bees Official Site (2014年9月2日) 2014年12月20日閲覧
  10. ^ Dierkes, Tim (2016年11月7日). “Angels Designate Cory Rasmus For Assignment”. mlbtraderumors.com. 2017年1月4日閲覧。
  11. ^ Adams, Steve (2016年11月16日). “Shane Robinson, Cory Rasmus Elect Free Agency”. mlbtraderumors.com. 2017年1月4日閲覧。
  12. ^ Sanford, Adam (2017年2月1日). “Tampa Bay Rays Sign Cory Rasmus and David Carpenter to Minor League Deals”. draysbay.com. 2017年2月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]