コーヘナイト

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コーヘナイト
分類 元素鉱物
シュツルンツ分類 1.BA.05
Dana Classification 1.1.16.1
化学式 (Fe,Ni,Co)3C
結晶系 斜方晶系
モース硬度 5.5 - 6
文献 [1][2]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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コーヘナイト (cohenite) は、鉱物の一種。化学組成は (Fe,Ni,Co)3C結晶系斜方晶系

産出地[編集]

鉄隕石の中で棒状の結晶として見られる[3]地球上では、強い還元性環境で、自然鉄鉱床があるような岩石の中でのみ安定に存在できる。そのような環境は、溶けたマグマ石炭の層に侵入するような、例えばグリーンランドディスコ島英語版ドイツビュール英語版のような場所に存在する[4]

性質・特徴[編集]

天然に算出する鉄炭化物鉱物である。硬く光沢がある銀色の鉱物である。

サイド・ストーリー[編集]

1889年に E. Weinschenk によって、スロバキアジリナ県マグラ隕石の中から最初にこの鉱物を発見し、分析した鉱物学者のエミール・コーエン英語版に献名された[1]

似たような鉄炭化物は、人工の鉄合金やセメンタイトの中で生じる。自然鉄を含む関連する鉱物としては、シュライバーサイトトロイライトウスタイト等がある[4]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Cohenite, MinDat.org, http://www.mindat.org/show.php?id=1107 2012年10月17日閲覧。  (英語)
  2. ^ Cohenite, WebMineral.com, http://webmineral.com/data/Cohenite.shtml 2012年10月17日閲覧。  (英語)
  3. ^ Vagn F. Buchwald, Handbook of Iron Meteorites, University of California Press, 1975 ISBN 978-0520029347
  4. ^ a b Handbook of Mineralogy

関連項目[編集]