コンビクトシクリッド

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コンビクトシクリッド
Convicts Cichlids.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 硬骨魚綱 Osteichthyes
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ベラ亜目 Labroidei
: シクリッド科 Cichlidae
: Amatitlania
: コンビクトシクリッド A. nigrofasciata
学名
Amatitlania nigrofasciata
(Günther, 1867)
シノニム

Archocentrus nigrofasciatus Cichlasoma nigrofasciatum Cryptoheros nigrofasciatus

英名
Convict cichlid

コンビクトシクリッド (Amatitlania nigrofasciata) は、スズキ目シクリッド科に分類されるシクリッドの一種。日本ではもともと分布していなかった外来種


分布[編集]

中央アメリカグアテマラエルサルバドルホンジュラスニカラグアコスタリカパナマ)に分布する[1]

アメリカ合衆国オーストラリア、日本(沖縄県)に移入分布する[1]

特徴[編集]

全長9-10cm。体側には8-9本の暗色の横帯がある。成熟すると頭部がやや張り出す。稀に白化個体が存在する。

河川の浅瀬に生息する。雑食性で、水生生物や藻類などを食べる。雌雄で卵や稚魚を守る。

外来種問題[編集]

日本では1990年に沖縄県で初めて確認された[1]鑑賞魚の放逐が導入の原因と考えられる。現在では、沖縄県の南風原ダムや那覇市内の用水路に定着している[1]

沖縄は冬でもあまり気温が下がらないため、ペットショップで販売されている熱帯魚が容易に自然水域に定着してしまう。実際に本種以外にも、グッピーナイルティラピアマダラロリカリアといった数多くの熱帯魚が外来種として繁殖しており、在来の生態系を脅かしている[2]

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d 松沢陽士・瀬能宏 『日本の外来魚ガイド』 文一総合出版2008年8月23日ISBN 978-4-8299-1013-9
  2. ^ 村上興正・鷲谷いづみ(監修) 日本生態学会(編著) 『外来種ハンドブック』 地人書館2002年9月30日ISBN 4-8052-0706-X