コンパウンドボウ

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ブローニング・アームズのコンパウンド ボウ

コンパウンドボウ (化合弓、稀に複合弓と訳される事も)とは、滑車とケーブル、てこの原理、複合材料など力学と機械的な要素で組み上げられた近代的な[1]、1966年ミズーリ州に住む Holless Wilbur Allenによって発明され、1969年にアメリカにおいて初めて特許が認められた[2]

コンパウンドボウのリムは通常の弓より引く力が強いが、滑車と連動することによって効率良く引くことが可能となっている。

構造[編集]

  • ライザー(ハンドル):持ち手の部分であり、力が集中するので剛性が求められる。通常、アルミニウム合金、マグネシウム合金、または炭素繊維で作られており、多くの場合航空機で使用されるグレードである7075アルミニウム合金で作られている。
  • リム:ライザーと滑車を接続する部分であり、高い張力がかかる部分のため複合材料が使われる。
  • 滑車(カム):弓の両端にある滑車で、形状やかけ方によってシングルカム、ハイブリッドカム、デュアルカム、バイナリカムなど種類があり、コンパウンドボウの特徴が出る部分である。
  • ストリング(ケーブル):一般的に高弾性ポリエチレンが使われている。

その他のオプションに、スタビライザーという射撃を安定させる器具や、狙いを定める器具であるスコープ、引手に装着し発射タイミングを決めるリリーサーがある。

参考文献[編集]

  1. ^ Paterson, W. F. "Encyclopaedia of Archery". St. Martin's Press, 1984, p. 18.
  2. ^ Archery bow with draw force multiplying attachments US 3486495 A

関連項目[編集]