コロネン

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コロネン
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識別情報
CAS登録番号 191-07-1 チェック
PubChem 9115
ChemSpider 8761 チェック
KEGG C19375
ChEBI CHEBI:29863 チェック
特性
化学式 C24H12
モル質量 300.35 g mol−1
融点

438 °C, 711 K, 820 °F

沸点

525 °C, 798 K, 977 °F

への溶解度 0.14 μg/L
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

コロネン (coronene) は多環芳香族炭化水素の一種で、ベンゼン環が環状に 6個つながった構造を持つ平面分子である。化学式は C24H12

黄または金色の粉末または針状晶で、融点は 428 ℃、沸点は 525 ℃である。水には溶けないが非極性溶媒には可溶で、溶液は青色の蛍光を放つ。非常に安定であり、また蒸気圧が低いことから、高真空下での利用が試みられている。分子の大きさは約1ナノメートルで、走査型トンネル顕微鏡で観測することができる。

他の多環芳香族炭化水素と共にコールタールこげの中に含まれる。また、カルパチア石 (Karpatite) と呼ばれる鉱物として産出する。

名称は太陽コロナからとられた。

土星の衛星のひとつ、タイタンの表面に、コロネンの存在が観測された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]